写真撮影における構図、基本の巻

　構図の基本的な考えは、表現したい主題をどのように美しく切り取るかと言うことです。
その切り取り方のバランスで、同じ所で撮影した風景でも「見栄えのする写真」と「そうでない写真」になるのです。
　日本には「生け花」と言う芸術あ有ります、同じ材料の花を使い、先生と言われる人の作品と生徒さんの作品では差が出ると同じように思います。
　このように見て綺麗な「生け花」や「写真」は作者の感性の表現その物です。
　この感性は生まれつきの資質の比率が高いと思いますが、生け花でも先生の指導や生徒さんの努力で良くなるから生徒さんは教室に通うのです。
　そして構図の基本と言われる考え方も有りますので、引用ですが、画像を添付します。
今撮りたい被写体に対し、どの構図を選ぶかは作者の感性で選ぶことになります。

　構図に関係し、私が何時も考えている注意点を列記します。

１．主役は何か？これを上手く表現しているか？
２．主役を引き立たせるた脇役は何か？主役とのバランスは良いか？
３．主役、脇役の色のバランス（同系色でまとめる、補色関係にし、引き立たせるなど・・・）
４．余分は脇役は無いか？全体がゴチャゴチャにならず、シンプルな構成にしたい、主役と脇役が重なない等。
５．主役→脇役、視線の流れを作る。
６．画面全体で無駄な空間は無いか・・・これには例外も多く綺麗な空を大きく割いた良い写真も有ります、最後は感性の領域です。
７．主役を入れる位置は適切か？通常真ん中を避け、画面の1/3位端に入れる、主役が画面の隅、いっぱい、空間が少ないことは避ける。
８．脇役のピントは？ボカした方が良い時とそうでない時が有ります・・・難しい判断。
９．山岳写真の場合、山の頂上の上部空間を開けすぎない、これも基本です。
１０．構図と言う概念からずれますが、山の写真に限らず、朝焼け、夕焼けなど、赤く染まった風景が好まれます。
１１．風景の中の立木など線が絡まない方が良い・・・画像で説明。
１２．主題に動く方向がある場合、動いて行く先の空間を空けるのが通常です。
１３．最後に忘れがちのは最終的な印画紙の縦横比のことです。
　私は今出しているコンテストの多くは２L（キャビネ）やＡ４で同じ縦横比ですが、コンテストにより四つ切や全紙で印刷することも有ります。
　四つ切の場合２Lより正方形に近いので、撮影した画面の両サイドが切れた状態が最終になります。
このことを考え撮影することが重要でフレーミングと言います。
　私がいまで時々指導を受けた指摘は「よくばり」主役以外の脇役を入れ過ぎと言うものです。
主題以外は最小限にし、「スッキリした」写真が評価されます。
　構図関連の画像を添付します、今自分が写したい画像をどの構図に当てはめると美しく見えるか考えるのです。

ゴーンさん逮捕劇の巻

数日ゴーンさんの話題で持ち切りですが、私は最近日本の企業の不祥事が続きその殆どが内部告発で明らかになっていることに関心が有ります。
マスコミはこの事に比較的無関心ですが、今回は無関心でおれないと思います。
歴史を調べると儒教の価値観の高い日本でも殿様を追放した事例が有るようです。
今回私はかなり高いレベルの上層部の内部告発から始まったと推測、ゴーンさんの公私混同やルノーの日産支配を何とかしなければと多くの上層部が考えている中、攻略できる手法を思いついた人が社長に提案したと思うのです。
そして検察と社長が緻密な作戦を行い逮捕劇となったのです。
その後海外のマスコミ等で日本の検察や日産のやり方に疑問が出ていますが、日本の法律に従い粛々と推進すべきです。

添付

仏経済紙レゼコー（電子版）は２１日、今回の逮捕について「フランスでは『日本人が仕掛けたクーデターだ』という見方が強い」と指摘。英紙フィナンシャル・タイムズ（同）も２１日、「陰謀論が駆け巡っている」との見出しで逮捕を取り巻く状況が不透明だと伝え、同容疑者の主張が全く報じられないことなどの疑問点を挙げた。
　こうした不信の背景には、フランス政府や仏自動車大手ルノーが「日産自動車は不正をめぐる社内調査の情報を提示していない」と不満を示し、逮捕容疑は確認できないと主張していることがある。
　一方、仏紙フィガロ（同）は２１日、「ゴーン容疑者がベルサイユ宮殿で豪華な結婚披露宴を挙げたことすら、日本では非難の的になる」と論評。「こんなことでは、日本は才能のある外国人を惹きつけられなくなると分かっているのか」という外国人銀行員の声を紹介した。

一方、フランスのブリュノ・ルメール経済・財務相は25日、ルノーでもゴーン容疑者の報酬や企業資産をめぐって不正がなかったかどうかを確かめるため、新経営陣が内部監査を開始したことを明らかにした。

ルノーに15％出資する仏政府は、ゴーン会長兼ＣＥＯの４年間の続投に同意した２月の取締役会で、昨年の報酬に反対意見を唱えていたと、政府高官１人が14日に明らかにした。ゴーン氏（64）は18年の報酬カットを受け入れ、後継者計画や日産自動車との連携強化に取り組むことに合意している。

コンパクトカメラ、ミラーレス、1眼レフカメラ、比較の巻

OSACの会員の中で、山岳写真撮影をしたいという希望者からコンパクトカメラでだめなの！？という質問があったので比較表を作成しました。
しかしこれでは実画像で差が分からないので、次回コンパクトカメラ画像と１眼レフカメラ画像の比較を掲載します。
コンパクトカメラの撮像素子は小さく画素の割に解像度が落ちます、またレンズ、撮像素子が小さいので、綺麗なボケが出難く、暗い撮影にも不向きです。
そしてピントをマニアルで調整できないので、花など接写する場合、花のどこに焦点を合わせるかコントロールできません。
写真家はそこまで拘るのです。
半面風景写真では比較的近景と遠景、両方ピントが合いやすいので便利なことも有ります。
私は山岳写真協会会員になり支部展には全倍で印刷します、これに対応するためには2000万画素以上のカメラでレンズの解像度も問われることになります。
昨年奥剣の仙人池で撮影した画像は1400万画素のカメラと10倍ズームレンズ（ハードな計画でしたので軽量化）心配した予想通り今見ると支部展に出すことができない解像度です。
言い忘れましたが、コンパクトカメラ以外の2種はRAW画像を取り出すことができ、現像ソフトでかなり加工できます。
例として画面一部の露出を変えることもできます。
写真を作品として仕上げる時大変有効で、もちろんプロ写真家はこれを駆使します。

２０１８年岡崎シニア山岳会写真展の巻

今年もメイプルで写真展「山・花・岳」を開催します。
ご来場をお待ちします。
（この写真は代表の山木さん撮影）

千畳敷から富士山撮影計画の巻

以前から考えていた千畳敷付近からダイヤモンド富士撮影、アプリを使い、具体的に日にちと場所を検討しました。
かなり前山岳会で行き、宝剣山荘前で撮影した時は動画、今度は作品にできる解像度で撮影します。
またこの瞬間だけではもったいなく、冠雪しモルゲンロートの宝剣岳も撮りたいので、その撮影場所も考える必要があります。

2018年OSAC本宮山清掃奉仕登山の巻

今年は私が幹事で行い多くの新会員と一般募集5名の参加を頂き盛況に行うことができました。
参加した皆さんに感謝します。

平成30年11月度、稲一サロン開催の巻

今日は運営に協力いただいているSさんの紹介で愛教大元教授、森山先生に講演を依頼しました。
今は岡崎在住ですが長く作手に住み湿原の保全に尽力された先生です。
先生のお話のポイントは湿原の自然の素晴らしさ、それを維持するには尽力が必要という趣旨でした。
自然にはできるだけ手を加えず放置した方が良いという考え方もありますが、湿原の保全には手入れが必要と言うお話でした。
所で今日常連数人の方が不参加でしたが、町内会の役員さん男性2名の参加があり有意義な行事になりました。

日本山岳写真協会、東海支部展の巻

東海支部、有志12人の展示会は栄のセントラルギャラリーで開催されています。
明日までですが今日勉強に行ってきました、全紙サイズの写真だけでなく、全倍サイズやそれ以上の写真もあり大迫力です。
実は今日は鎌田支部長にお願いし写真協会80周年記念写真集に応募する写真を選ぶｱﾄﾞﾊﾞｲｽを頂きました。

来年1月3日 矢作川マラソン練習開始の巻

近年毎年参加している1月3日の矢作川マラソン向け練習を再開しました。
先日乳酸を燃やすトレーニング方法を放映していましたが、その効果が出るかトライ中です。
また自分の体力が同年齢の方とどのような位置づけか知りたいので統計を入手しましたが74歳は欄外でした。
また元気館で以前から最大酸素摂取量を測定していますがかなり落ちてきました。
しかしその測定手法に疑問があり、年齢を偽り35歳で計測するとかなり良いデータが出ます。
これは測定方法の問題で安静時の脈拍の2倍位で上限を決めますが、若く設定すると負荷が大ききく、脈拍の上限も上がります。
大変苦しい測定でしたが35歳で測定すると同年齢の方と同じ位の評価になります。

ｱﾒﾘｶの中間選挙でイスラム系女性議員誕生の巻

大変興味を持って見ていたアメリカの中間選挙が終わりました。
何とか下院で民主が勝ち安堵しました。
トランプさんの暴走をどこまで抑えることができるか見守りたいと思います。
この選挙では共和党を含め女性議員が台頭素晴らしいことですが、私が一番興味を持ったのはトランプさんが一番嫌いな、イスラム教徒が２人当選したことです。
特にオマルさんは内戦が終わらない ソマリアから⇒ケニア難民キャンプ⇒米国と難民その物で、彼らが生きることができるのが移民の国アメリカなのです。

6日に投開票が行われている米中間選挙で、初のイスラム教徒の女性下院議員が2人誕生した。
ミシガン州13区で勝利した民主党ラシダ・タリーブ氏は元州議会議員。民主党予備選でブレンダ・ジョーンズ氏を破り、同党候補となっていた。
同区では、共和党などから主要な対立候補が出ず、勝利が確実とされていた。
タリーブ氏はパレスチナ系米国人としても初の連邦議員となる。
オマル氏は8歳の時に両親と共にソマリアの内戦を逃れて、ケニアの難民キャンプで4年間過ごした。
一家は1997年、すでに多くのソマリア人が在住していたミネソタ州に移住した。

二人の写真（ＮＥＴで入手）を添付しようとしましたがface bookでは拒否されました。
（画像認識機能で・・・）

アメリカに向け歩くホンジュラス発、移民の巻

トランプさんが拒否している、ホンジュラス発の移民、少しホンジュラスという国を調べました。
17年に行われた選挙で僅差で再選された大統領「エルナンデス」さんの政治力に当然問題があるようです。
１）選挙の正当性
２）経済的手腕⇒貧困、格差
３）治安の悪化、殺人事件発生率世界トップクラス
４）メキシコ同様、麻薬組織を壊滅できない等
所でメキシコー米国、国境で悲惨なことが起きないように「国連が動くべきです」国連の無策にいら立ちます。
私は基本的にはホンジュラス等自国に戻って頂しかないと思う、そこで安全に暮らせるよに国連が関与して仕組みを作るのが良いのでは・・。

雪山と紅葉撮影旅の巻

山と紅葉撮影には先日御嶽山に行きましたが、たぶんこれで最終、標高1000m位から眺める雪山の撮影に出かけました。
信州の1000m位が紅葉の見ごろ丁度冠雪が有ったのでチャンスです。
前日地図を良く観察し、いくつかポントを探し順番に行きました。