11月29日はリマ旧市街地を少し観光した後国内便でクスコに向かいました。
クスコはインカ帝国の首都、現在の人口は35万人程度(増え続けている)
インカ帝国の絶頂期には、80の民族と1,600万人の人口をかかえ、現在のチリ北部から中部、アルゼンチン北西部、コロンビア南部にまで 有名なインカ道で結ばれていた。
問題は標高3400m、スイスのユングフラウヨッホと同じくらいです。
標高0mから1時間程度でこの標高に到達するので、ホテルには酸素ボンベが設置せてれいる。
観光後、早速家内に高山病の症状が出る、今回血液中の酸素濃度測定する、パルスオキシメーターを持参したので測定すると75位、ホテルにお願いし15分程度酸素吸入を受ける。
私も少し頭痛がしたので測定すると85-90程度、家内はオプシヨナルツアーの夕食+ラテン音楽鑑賞を辞退する。
現地ガイドは梅本さんご夫婦、クスコに住み30年位になるそうです。
このインカ帝国を滅ぼしたのはスペイン人、フランシスコ・ピサロ、僅か150人程度の兵力だったそうです、兵器は1門の大砲と火縄銃、インカの兵力はいわゆる農民兵で、収穫期にピサロ軍の包囲を解き、実家に帰ってしまったそうです。
所でインカの民は、この地勢条件により、身体は低身長化、体型の頑健化という特徴をもって発達した。
平均身長は、男性が1.57m、女性が1.45mであった。
高地に適応するため、彼らは他地域の人々に比べ肺活量が30パーセントほど大きくなり、心拍数も少なく、血液の量も他地域の人々より多い2リットルとなり、ヘモグロビン量も2倍以上となった。
ペルーの民族構成はメスティーソ45%、インディヘナ(先住民)37%、ヨーロッパ系ペルー人15%、アフリカ系ペルー人、中国系ペルー人と日系をはじめとするアジア系ペルー人などその他3%とされており、私の感じでは明らかに平均身長は日本人より小さく、インディヘナと思われる人々の顔立ちもモンゴリアンの特徴を残さない、スペイン系の人のような彫の深い顔立ちです、これは北米のネイティブアメリカンに近いと感じました。
この顔立ちの変化に私は以前から興味を抱いていますが、まだ仮説もできていません。