エルダーBP

登山 写真撮影等多趣味ですが最近は卓球で登山のためのトレーニングして 山岳写真撮影に励んでいます。

ガンマー線バースト観測の巻

2020-05-20 | 日記
先週のコズミックフロントのテーマはガンマー線バーストでした。
最大の宇宙爆発として過去大量のガンマー線が地球を直撃し多くの生物を絶滅させたことが最近分かりました。
ガンマー線はX線よりは波長が短い高エネルギーの電磁波で核爆発によっても発生します。
ガンマ線バースト(GRB、gamma-ray burst)は1967年7月2日にアメリカの核実験監視衛星ヴェラによって発見された。
その後天文学目的でNASAが1991年4月にコンプトンガンマ線観測衛星を打ち上げ、ガンマー線を検出すると世界中の天文台に緊急情報を提供している。
その情報に基づき1999年1月23日、ニューメキシコ州ロスアラモスの Robotic Optical Transient Search Experiment1(ROTSE-1)という装置によって、初めて GRB 本体の可視光画像を得ることに成功した。
そして2019年8月17日NASA Fermi衛星の検出器からGRB 検出の自動アラートが流れた.その約30分後,LIGOグループから重力波の検出が報告された。
このGRBはスペイン、カナリア諸島にある、応答性の素早い「マジック天文台」で画像としても捉えることに成功した。
この現象は爆発的ですぐ終わるのでガンマー線検出からすぐに望遠鏡を操作しその光を見つける必要性があるのです。