エルダーBP

登山 写真撮影等多趣味ですが最近は卓球で登山のためのトレーニングして 山岳写真撮影に励んでいます。

ワイツ・ゼッカー氏を悼むの巻

2015-02-04 | 日記
今日の中日朝刊にワイツゼッカー氏を悼むという記事がありこの時期に大変感銘を受ける内容でした。
現政権はぜひこの演説を読みその意味と価値を理解してほしいと思います。

舌足らずの所、私の考えを追記します。
確かにドイツが行ったナチによる残虐行為と比較にはなりませんが、当時の日本軍の無能さ、残虐性は日本人としても許せません。
彼らの思いは、西欧各国が植民地支配で、富を確保したが日本は出遅れ、近隣国を占領し、出遅れをカバーしようとしたと思う、
しかし西欧各国(ドイツ、イタリアを除き)はそれを許さず、経済封鎖と言う対抗手段にでました。
そこで行きずまった日本は無謀な軍部の意向に沿い、太平洋戦争に突入しました。
そして多くの日本人軍属や米国など敵として戦った軍人が亡くなり、敗戦を認める決断を遅らしたことで、原爆投下を受けました。
また近隣諸国では非戦闘員の虐殺、化学兵器の人体実験など数は明らかになっていませんが残虐行為があったことを否定できません。
日本人の価値観では彼らを日本の為に行った行為として許す風潮がありますが、これでは近隣諸国は納得できません。
この多くの日本人が持つの価値観が近隣諸国とのあつれきになていると理解すべきです。
この時前述のワイツ・ゼッカー氏(東西統一後最初の大統領)の演説を思い浮かべることが重要と、この記事を書きました。

トルコの家電メーカー、ヴエステルの巻

2015-02-04 | 日記
先日録画しておいた、アジア立志伝、トルコの経営者アフメト・ゾルルを見ました。
家電メーカー、ヴェステルを率い、世界的な企業に発展させました。
10代の時、父の仕事、織物の販売拠点を黒海沿岸の町に作ってから、規模を拡大し、低迷したいた家電メーカー、ヴェステルを買収、それを世界企業に発展させたのです。
そのキーは立地条件、東西の架け橋に位置しているからというのです。
生産してから数日でEU諸国に届けることができる地の利を最大限活用し、発展しました。
そして日本の家電メーカーが大苦戦し撤退している中、液晶テレビの販売で世界第三位にまでのぼりつめているそうです。
この番組を見て彼のリーダーシップは凄まじいものと感じましたが、いわゆるワンマン経営、こまま発展を続けることができるとは思えませんでした。
しかし日本の電気メーカーも何か根本的な勝ちパターンを考えないと低落に歯止めがかからないと思います。
それがパナソニックの取った家電の縮小、住宅関連、自動車分野拡大だけでは残念です。
それと比較すると、自動車メーカーの戦略は今の所、成功していると思います。
共通の課題はその次の柱となる事業の育成です。
先日トヨタが燃料電池車を発売する中で、水素供給先を自然エネルギーに求めることを報じていました。
自然エネルギーの中心である、風力、太陽電池とも変動が大きく、既存の電力システムとの相性が悪い中で、これを水素として蓄えることは理にかなっています。
自然エネルギーの先進国ドイツではすでに事業として成立しているそうです、この分野で後れを取らないことが重要です。