英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

新型コロナウイルスに関する疑問 その26「政府は言葉(指示)だけ②」

2020-05-08 17:17:34 | 時事
(「その2」~「その14」までの記事はありません。今までにいろいろ書いてきましたし、書かずにきたものを含めると、このくらいにはなるだろうということで記事タイトルに付けています)

「マスクは増産を指示し、○○万枚確保します」
「PCR検査数を増やすよう体制を強化します」
「ベッド数を増やすよう指示しました」
「人との接触を減らすため、テレワークを推進します(させます)」

 指示するだけ、言葉だけ………

2月25日の基本方針も、それまで言われていた基本的対処法を繰り返しただけで、イベントなどの実施の判断を市町村や企業に丸投げしただけ。
それを批判されたので、26日には急遽、「イベントの中止や縮小」の要請。そして、その翌日(27日)に急遽、休校の要請を行った。(ほんと、唐突だった)


 指示するだけ、言葉だけ………



今回の緊急事態宣言の延長も、延長を決めただけで、細かい措置は各県にお任せ……
それに、一番、疑問(不満)だったのは、宣言を延長した根拠や、宣言を解除する目標数値を具体的に示さなかったことである。


安倍総理は、5月6日の『安倍総理に質問!みんなが聞きたい新型コロナ対応に答える生放送』(主催:niconico・Yahoo!JAPAN)において
「今月半ばを目途に専門家から意見を聴き、宣言を解除するか判断」
「判断に当たっての基準を専門家に依頼して作成する」
「“どういう基準で解除したのか” “解除しなかったところはどういう基準で解除しなかったか”を示したい」



 ……えっ!…“判断に当たっての基準を専門家に依頼して作成する”って、じゃあ、宣言を延長した根拠は何なのか?
 4月7日に緊急事態宣言した時、さらに、4月16日に宣言を全国に拡大した時、感染拡大のデータを危険視して宣言(宣言の拡大)をしたはず。さらに、宣言して、生活や経済活動に制限を要請するからには、それを解除する見通しも立てなければならない。なので、宣言を発令した時点で、宣言を解除する基準を定めてしかるべきである。
 もちろん、未知のウイルスなので、4月上旬時点では的確な基準は設けられないだろうが、
宣言の期限(6日)が迫ってきた4月末~5月初旬には、感染病専門家に基準を提示させ、実際の感染者数などのデータと照らし合わせて、宣言延長を決定し、宣言解除の基準(目安)も決定しておくものではないのだろうか!
(5月2日頃に宣言延長の方針を決定し、4日に正式決定したが、この間の話し合いは何を議論していたのだろう?)

……………安倍総理の言葉をニュースで聞いて、唖然としてしまった。
コメント (4)
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