英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

新型コロナウイルスに関する疑問 その36「宣言解除はしたが、大丈夫なのか?」

2020-05-29 11:42:11 | 時事
(「その2」~「その14」までの記事はありません。今までにいろいろ書いてきましたし、書かずにきたものを含めると、このくらいにはなるだろうということで記事タイトルに付けています)

全国すべての都道府県で「緊急事態宣言」が解除された。各都道府県も休業要請解除を段階的に始めた(各都道府県によって進め方はまちまち)。経済を考えると、制限し続けるのは限界という判断だったのだろう。

 しかし、
 神奈川県と北海道は基準をクリアしていない状況での解除。しかも、神奈川県は休業要請の解除の緩め方も急激。
 東京都も新規感染者数が増加傾向(昨日・28日は15人)。神奈川県(同8人)、北海道(同7人)も予断を許さない状況。福岡県(北九州市)は21人と非常に心配な状況だ。
 昨日の新規感染者数は全国計(空港検疫2人を含む)で63人。
 連休後に「緩みが見られる」と指摘されていたが、その影響が表面化してきたのかもしれない。


 北九州市の感染拡大は不可解。
 感染経路不明が多く、これが解明されれば、対応もしやすく、不安も軽減されるが。

 大阪府は、6月1日から接客を伴う飲食店、スポーツクラブ、ライブハウス、カラオケボックスの休業要請を解除(府が定めた感染予防のガイドラインを遵守することが条件)。これで、すべての業種で休業要請が解除となる。
 この解除が、各都道府県で異なり、神奈川県でOKのカラオケボックスに休業要請されている都内から訪れる都民が多いと危惧されている。
 また、大阪府知事は、東京都圏(神奈川県、埼玉県、千葉県を含む)と北海道への往来の自粛を呼び掛けていたが、これは《大阪は大丈夫だが、東京圏は危ない》という意識が伺えるが、地方の者にとっては、大阪から来県されるのも不安なんだけど……
コメント (5)
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新型コロナウイルスに関する疑問 その35「三浦瑠麗氏③」

2020-05-29 08:45:44 | 時事
(「その2」~「その14」までの記事はありません。今までにいろいろ書いてきましたし、書かずにきたものを含めると、このくらいにはなるだろうということで記事タイトルに付けています)

昨日(5月28日)の『とくダネ!』の三浦氏(以下は意訳)
「欧米諸国は、厳しい制限により、経済も国民感情も限界にきており、これ以上の規制は継続できず、第2波第3波の感染拡大が起きたとしても、再び厳しい規制を行わないのではないか。
 となると、ある程度の感染蔓延状態が継続し(芳しい状況ではないが)、その結果、ある程度の”集団免疫力”を持つことになる。
 対して日本は、(国民性やBCG接種など、要因はよくわかっていないものの)感染率は低い状態を持続できる可能性がかなりある。
 その場合、今年の初冬辺り、海外では緩やかな規制でも、感染は爆発しないが、日本が海外からの入国を許容すると、免疫力の低い日本が海外並みの規制程度を行うとしたら、感染爆発する危険性が高い。
 なので、今のうちにある程度感染を進めた方がいい」

……と、こんな感じだったと思う。正直言って、《一理ある》と思ってしまった。
 しかし、【感染者数】アメリカ 170万8726人、ブラジル 41万1821人、ロシア 37万9051人、イギリス 27万507人、スペイン 23万7906人、イタリア 23万1732人
    【死者の数】アメリカ 10万1002人、イギリス 3万7919人、イタリア 3万3142人、フランス 2万8599人、スペイン 2万7119人、ブラジル 2万5598人
を考えると、やはり、感染は最小限に抑えるべきだと思う。医療崩壊も起きるだろうし。(三浦氏も他の発言機会で、「医療崩壊を起こさないことが最優先」と言っていたが、最優先とは考えているとは思えない)


~三浦氏の主張~
「日本の実際の死亡率は非常に低く、経済を停止させるほどの強い規制はすべきではない」
(データ的には5月28日現在、国内感染者1万6759人 死者882人(クルーズ船を除く)で、致死率は882/16759=0.053で。5%強だが、未検査の無症状者や軽症者が多数いることを考慮すると、致死率はかなり低くなると考えられる)

 一貫している点は評価。

コメント (4)
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