英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

新型コロナウイルスに関する疑問 その24「“家族お出かけDays”(福井県の県民行動指針)って?」

2020-05-06 22:09:14 | 時事
(「その2」~「その14」までの記事はありません。今までにいろいろ書いてきましたし、書かずにきたものを含めると、このくらいにはなるだろうということで記事タイトルに付けています)

 予想通り“緊急事態宣言”は継続されたが、特定警戒都道府県以外の県では、自粛要請緩和の動きが見られる。
 規制を緩めるのはまだ早いという気がして、感染がぶり返すのではと心配だが、北海道を除いて、感染状況は落ち着いてきており、これ以上の経済活動の停止や縮小は、回復が困難になるという考えが強いのだろう。

 政府は緊急事態宣言発令時に「人との接触を8割減」を目標に外出自粛などを呼び掛けたが、その時、説明に使用されたのが厚生労働省の新型コロナクラスター対策班の西浦博氏(北海道大学教授)が示したシミュレーションのグラフ。


 この時、《非常に極端なグラフだなあ》と感じた。
 で、今回の宣言延長の際、

 のグラフを提示して、感染拡大に対して、感染縮小勾配が緩やかだと説明し、宣言延長の一つの根拠にしていた。
 ただ、このあたりの説明はあまりにも大ざっぱであり、納得できるものではなかった。
 もっと掘り下げた考察がなされるべきだと考えるが、それについては次回の記事で。(他に言いたいことができたので、後日に)

 新規感染者のシミュレーションのグラフの考察を後回しにしたのは、タイトルに示した福井県の県民行動指針が不適切と思ったからである。
 県(知事)の説明によると
「県内の感染状況は落ち着きを見せつつあるが(今日までの8日間新たな感染の発表はない。記者会見の昨日・5日の時点では7日間)、
他県からの感染を注視する必要がある」という見解を述べ、
 今後の新たな方針として
・家族での外食・屋外活動は感染防止策を徹底したうえで、自粛解除(7日から)
・平日昼間の外出自粛解除(11日から)
 また、【自粛要請】としては
・平日夜間・週末の外出自粛(20日まで延長)
・都道府県をまたぐ人の移動
・繁華街の接客を伴う飲食店
・「三密」となる場への外出

 おそらく、他の特定警戒都道府県以外の県と同様の方針だとは思われるが……
………“家族お出かけDays”って、《積極的に家族でお出かけしよう!》という印象を受け、これまでの警戒・注意・用心を一気に緩めてしまわないか、心配である。(経済回復への配慮と思われるが…)
コメント
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