過ごし易い好い季節になりました。年中こんな気象で過ごせればと思いますが、四季があるからでしょう。寒い時、暑い時、雨季があり、乾季があるからもたらされるものなのでしょう。
そういえば我らの一生も似たようなものです。最高潮の時はそんなの長続きはしないし、そこまでの準備・落胆・苦節や、周囲に見える下り坂があるから今が「好い時なのかな」と感じるものです。
人により、苦節の期間に長短があり、健康状態による下り坂は色々で、「最高潮=好い」期間は違いますが、最近の警察沙汰ニュースにみる、車を妨害する自転車ひょっこり運転36歳無職男、25歳女性を滅多刺しで殺した51歳無職男の両件は、人生の節目・働き盛りの30代―50代のだと思っていたので、ビックリでした。両名とも苦節の期間が短かったか・浅いもので済ませてしまった末のことだったのでしょうか。それとも苦節をこれから向えて好い時を迎えるのでしょうか。
トヨタは65歳以上の再雇用を、全職種で、70歳まで伸ばしたと云います。人手不足や若手社員の育成に関わってもらうという。ただ健康の節目は、70歳ぐらいからで以降急減してゆくというから、働くこと以外に「好い時」を求める者にとっては、退職後の健康も考慮に入れて働くことが肝要でしょう。
人生一度っきりだから~ とのフレーズをよく耳にしますが、人生は単に時間の経過で語られるものではなく、準備や苦節と通じて、蓄えを果たして、健康状態で、好いステージ=70歳代を迎えるもの なのでは・・・
今日のニュースは:
・米フォード自動車は電気自動車(EV)関連の損失が今年8600億円程になるので、電池工場建設の延期・開発車種の削減・電池の外注の削減を実施するとのこと。
米国のEV車販売価格は低下傾向で、販売台数は当初より落ち込み、今後も回復ペースは緩いとみているようです。
・米中の気候変動に関する二か国間協議で、米国務省は、中国の太陽光パネル・電池・鉄鋼・石炭の過剰生産能力を問題視し、中国の安価な太陽光パネルや石炭は世界にあふれさせていて、各国のクリーンエネルギー製造を圧迫していると指摘したと。
中国は不動産不況を太陽光パネル・電池・EV・鉄鋼・石炭の増産でカバーして、GDPを維持しているので、中国は米国のいうことは聞かないでしょう。
・米バイデン政権は、イスラエルが米国から調達した兵器で(ガザで)国際人道上の義務違反としたが、特定の行為で米兵器が使われたという証拠はなく、国際人道法に従って米兵器が使われているというイスラエルの保証は信用できるとしました。
米国は米兵器が人道上の義務違反で使われている可能性はあるが、証拠がないので、人道上の違反ではないと言っているようです。反イスラエルとも親イスラエルとも取れる見解です。
・参議院の憲法審議会で、立憲の辻元議員が改憲の動きを「国民の信頼の上で討議されなければならない問題で、現在の議員は政治資金問題下では国民の信任は無いのではと、新しい国会議員が選出された上で討議されるべき」と審査会を(次期参院選後まで)止めたという。
辻元氏は改憲が反対ならなぜ審議会の場で反対と唱えないのだろうか。審議会そのものを妨害する議員は国民を代表足り得る資格があるのだろうか? 立憲の本質がみえたような妨害工作で「これが日本の政治か」とがっかりしました。
では