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カンボジア経済

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新型コロナ カンボジアの状況 10月5日

2020年10月05日 | 経済
 カンボジアでの新型コロナウイルスの国内感染による新規陽性者数は4月12日以降ゼロの日が続いています。しかし、海外帰国者の陽性者が空港での検査や2回目以降の検査等で発見されており、先々週までに帰国者のうち139名が陽性と確認されていました。先週の海外帰国者の新規陽性は2名で、10月4日の保健省発表によれば、累計陽性者数は278名となっています。死者は引き続きゼロとなっています。また、治癒数は275名です。なお、新規陽性者は、フィリピンから韓国を経由して入国した中国人1名、アメリカから台湾を経由して入国したカンボジア人1名とのことです。
 9月28日、全日本空輸(ANA)は、成田とプノンペンを結ぶ直行便の運休を11月末まで継続すると発表しました。直行便は、4月12日から運休しており、これまで10月31日までとしていた運休措置の更なる継続を決定したものです。
 9月30日、カンンボジア政府は、新型コロナウイルス感染症の流行による影響の緩和を図るための景気刺激策第6弾を発表しました。低所得者や縫製工場、観光業などへの支援を3カ月延長し、12月まで継続するとしています。解雇・一時帰休の縫製労働者向け支援(政府40ドル/月+雇用者30ドル/月)を年末まで延長します。観光関連業界の労働者向け休業補償金(40ドル/月)の支給も12月まで3カ月延長します。貧困世帯向けの現金支給も3カ月延長して12月までとします。この他、納税免除、国家社会保障基金保険料の延納措置等も引き続き行うとしています。
 10月1日、アンコール遺跡の管理を行っているアンコール・エンタープライズは、9月の入場者数等を発表しました。9月単月では、外国人入場者数は2948人(97.3%減)、売上は12万4296ドル(97.5%減)と大幅減少が続いています。2020年1月~9月でみると、外国人入場者数は39万6241人(76.2%減)、売上は1845万6307ドル(75.2%減)となっています。
 カンボジアでは、新規陽性者の数が落ち着いていることから、経済活動が復旧してきています。ただ、引き続き、3密を避けることや、マスク、手洗い、アルコール消毒等の対策を続ける必要があるものと見られます。なお、カンボジアの入国規制については、度々変更されており、運用も確定していません。日本大使館のサイトやカンボジア日本人会のフェイスブックで最新情報をご確認ください。

カンボジア日本人会のフェイスブック
https://web.facebook.com/Jacambodia/

在カンボジア日本大使館のサイト
https://www.kh.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000197.html

ANAのサイト
https://www.anahd.co.jp/ja/jp/topics/notice200206/

アンコール・エンタープライズのサイト
https://www.angkorenterprise.gov.kh/


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