
6月12日~13日、カンボジア経済財政省の税務総局の代表団が訪日し、日本の国税庁・税務大学校を訪問し、日本の租税教育等についての研修を受けました。カンボジア側は、税務総局副局長を団長に、中小納税者部関係者や国税研修所の関係者が参加しました。日本側は、国税庁及び税務大学校関係者が対応したとのことです。
今回の研修では、日本における租税教育をテーマとして、日本の小学生・中学生・高校生向けの様々な租税教育について説明されました。国税庁では、次代を担う児童・生徒が、民主主義の根幹である租税の意義や役割を正しく理解することを目的に、租税教育の充実に向けて、租税教育用の教材を開発したり、学校を訪れて租税教室を開催したりしています。
カンボジア代表団は、税務大学校を訪問して、租税教育についての研修を受けた後、租税資料館や上野税務署に併設されているタックススペースUENO等も訪問して、租税教育の現場も体験したとのことです。
カンボジアの税務総局は、外資系企業の徴税等において、様々な課題を抱えています。他方、カンボジア政府が農民や一般労働者に税を負担させない方針を取っていることもあり、カンボジア国民のほとんどは納税経験がないものと見られます。こうした状況で、税の仕組みや重要性を国民に理解してもらうための活動は重要であり、日本の租税教育の経験が活用されることには大きな意義があるものと見られます。こうした目立たない分野でも地道な協力と努力が継続されていくことが期待されます。
(写真は、カンボジア税務総局のフェイスブックより)
カンボジア税務総局のフェイスブック(クメール語です)
https://www.facebook.com/cambodiataxation
日本の国税庁の税務教育のサイト
https://www.nta.go.jp/about/organization/tokyo/education/index.htm
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今回の研修では、日本における租税教育をテーマとして、日本の小学生・中学生・高校生向けの様々な租税教育について説明されました。国税庁では、次代を担う児童・生徒が、民主主義の根幹である租税の意義や役割を正しく理解することを目的に、租税教育の充実に向けて、租税教育用の教材を開発したり、学校を訪れて租税教室を開催したりしています。
カンボジア代表団は、税務大学校を訪問して、租税教育についての研修を受けた後、租税資料館や上野税務署に併設されているタックススペースUENO等も訪問して、租税教育の現場も体験したとのことです。
カンボジアの税務総局は、外資系企業の徴税等において、様々な課題を抱えています。他方、カンボジア政府が農民や一般労働者に税を負担させない方針を取っていることもあり、カンボジア国民のほとんどは納税経験がないものと見られます。こうした状況で、税の仕組みや重要性を国民に理解してもらうための活動は重要であり、日本の租税教育の経験が活用されることには大きな意義があるものと見られます。こうした目立たない分野でも地道な協力と努力が継続されていくことが期待されます。
(写真は、カンボジア税務総局のフェイスブックより)
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