カンボジア経済

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クメール正月2020

2020年04月12日 | 社会・風土
 カンボジアではお正月が3回あります。1月1日の「インターナショナルニューイヤー」、2月の「中国正月」(旧正月)、そして、4月のクメール正月です。クメール正月が一番大きなイベントです。今年は、4月12日から16日が5連休の予定でしたが、新型肺炎の影響で休日は延期され通常通り勤務となっています。例年は、お役所や工場では前後あわせて実質2週間ほど開店休業となるところも多く、地方出身者は田舎に帰る人が多いので、クメール正月の間は、プノンペンも大変静かになります。今年は、お休みではなくなり、移動も規制され、仏教行事やイベントも自粛のため、雰囲気が違うものと思います。
 日本のお正月ですと、午前0時を越えると新年を迎えますが、カンボジアでは、毎年時間が変わります。今年は4月13日20時48分に新年となります。7人姉妹の女神のうちの一人が降りてくるとされています。今年は、女神コーリッテヴィーが降臨するとのことです。
 クメール語での「あけましておめでとう」は「スオスダイ、チュナムタマイ」です(これはカタカナ読みでも結構通じます。)。
(写真は、例年のクメール正月の様子。たくさんのお坊さんを呼んでお経を唱えていただき、その後、お坊さんたちにご飯やお金やお土産をお渡しします。今年は中止です。)

例年は帰省客でごった返すセントラルマーケット北西のミニバスターミナル。今年は閑散としています。



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