カンボジア経済

カンボジアの経済について、お堅い数字の話から、グルメ情報といったやわらかい話まで、ビジネス関係の方にお役に立つブログです

南部経済回廊 北部サブ回廊を走破 その2

2016年11月15日 | 経済
 南部経済回廊・北部サブ回廊の第2回は、クラチエ州スノウルから山に入り、モンドルキリ州を経て、ラタナキリ州の州都バンルンまでです。
 スノウル(クラチエ州の南部)で国道7号線を離れ、国道76号線に入り、モンドルキリ州の州都セン・モノロムに向かいます。2008年当時に通行した際は、まだ未舗装の悪路でしたが、この道も中国支援で舗装整備されており、高原地帯を楽しくドライブできます。モンドルキリは、「カンボジアのスイス」と呼ばれ、大変風光明媚です(写真上)。今回は、セン・モノロムで1泊しました。素晴らしい景色を味わえるシーフォレストやブースラー滝も訪れることができました。また、日本の支援で建設した小規模水力発電所や地方水道事業も見学しました。
 その後、国道76号線を北上して、ラタナキリ州の州都バンルンへ向かいます。この道は、かつては「死の道」ともいわれる悪路でしたが、中国支援により整備が完了しており、素晴らしい風景を見ながらドライブするのに最適です。平野部では、大規模プランテーションが目立ちます。途中、メコン川の支流のスレポック川を渡ります。以前は渡し船だけだったそうですが、今や立派な橋が架けられていました。最後に国道78号線に合流してラタナキリ州の州都バンルンに到着しました。この道も中国支援で整備が完了しています。

ブログ「カンボジア経済」2008年4月23日「雨と悪路と」
http://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/b29913fee5dc70cb429aacc0ac85bd54


中国支援による国道76号線。かつての未舗装の悪路も今や楽しくドライブできるようになっています。


国道76号線(セン・モノロム付近)。天然のゴルフ場のような素晴らしい風景が続きます。


日本の支援による小規模水力発電所。


日本の支援による地方上水道整備事業。日の丸の旗も立っていました。


国道76号線(セン・モノロム~バンルン)。かつての「死の道」は、高原ドライブに最適な道となっていました。雄大な風景を眺めることができます。


国道76号線の両側は、農業開発が進められていました。電線のように見えるのは、光ケーブルです。光ケーブルとワイヤレスで、カンボジアはほぼ全土で携帯電話・インターネットが通じ、通信料金も格安となっています。



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