10月18日、国際労働機関(ILO)がカンボジア政府、カンボジア縫製製造業協会(GMAC)、労働組合等と協力して進めてきた「ベター・ファクトリー・カンボジア(BFC)」が15周年を迎えたことを記念する式典が開催されました。
BFCは、2001年に米国が、カンボジアが米国市場にアクセスする条件として、労働環境の改善を求めたことに端を発し、ILOが縫製工場の労働条件をモニターし、その改善を働きかけるプログラムとして開始され、カンボジアの縫製工場の労働環境改善に大きな役割を果たしてきました。最近では、違反企業名を公表したり、様々な統計を発表する等、縫製業の透明性向上にも取り組んできています。
この事業は、15周年を迎える今年で完了する予定でしたが、バングラデシュでの工場崩壊事故以来、ファストファッション関連企業等が途上国で労働者を低賃金で搾取しているとの批判の声が強まっていることもあり、3年間の延長が決定されました。カンボジアの縫製工場の労働環境は、まだまだ改善の余地もあり、BFCの延長によって、更なる改善に繋がっていくことが期待されます。
ベター・ファクトリー・カンボジア(BFC)のサイト(式典でのILO代表のスピーチ:英文です)
http://betterfactories.org/?p=11271
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BFCは、2001年に米国が、カンボジアが米国市場にアクセスする条件として、労働環境の改善を求めたことに端を発し、ILOが縫製工場の労働条件をモニターし、その改善を働きかけるプログラムとして開始され、カンボジアの縫製工場の労働環境改善に大きな役割を果たしてきました。最近では、違反企業名を公表したり、様々な統計を発表する等、縫製業の透明性向上にも取り組んできています。
この事業は、15周年を迎える今年で完了する予定でしたが、バングラデシュでの工場崩壊事故以来、ファストファッション関連企業等が途上国で労働者を低賃金で搾取しているとの批判の声が強まっていることもあり、3年間の延長が決定されました。カンボジアの縫製工場の労働環境は、まだまだ改善の余地もあり、BFCの延長によって、更なる改善に繋がっていくことが期待されます。
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