世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

遊んで暮らす?

2019年07月12日 | 100の力
遊んで暮らせたらどんなに良いものだろうか。

誰もが憧れるかもしれない。


はい、ボクは

遊んで暮らしています。

と、そのように見えるかもしれませんね。


確かに、毎日が楽しいです。

充実しています。

そして、

誰にも、何にも縛られていません。

まさに「自遊」そのものです。


でもね、

これにはかなりの努力、精進が必要なのですよ。


なぜなら、

「遊び」は仕事以上に大変だからです。


遊んでいるより、

仕事しているほうがよっぽど楽です。

(特に会社勤めは)


仕事で収入を得ても、

「遊び」で収入を得るの並大抵ではできませんし。


嘘だと思うなら、

遊んで暮らしてみれば分かります。


どれだけ時間と体力と気力、精神力がいることか。

それに頭も使います。


何より自分をコントロールする力(自制心)が必要です。

すべては自己責任ですから。


遊ぶことは修業そのものなんです。


「遊び」とは、

与えられた施設の中や

ゲームではなく

何もないものから作り上げる創意工夫といった

クリエイティブな思考が必要なんです。


しかも、思考だけではなく、

実際行動が伴わなければなりません。


行動にはリスクが伴うので、

ポジティブな成熟した防衛機制が不可欠です。

常に新しい情報を取り入れ、

自らアウトプットしなければなりません。


部屋に籠って、

ゲームや漫画ばかりじゃ「遊び」とは言いません。


アプリ作ったり、

漫画書いてりゃ別ですが。


時には「遊び」の中で孤独と向き合い、

なかなか思い通りにいかないことも多々あります。


「遊び」の中で何か成果を上げる(結果を出す)には

長期的スパンが必要となります。


すぐに結果の出るモノや、

生産性だけに意義を見出すのはもはや時代錯誤です。



遊ぶためには、

身体を鍛え、

気力を養い、

自ら目標を設定し、

自制心を持って行動に移さなければなりません。


だから、

遊ぶ能力は、

仕事を楽しむ能力に速攻で繋がります。

能動的でなければなりません。

「遊び」こそが

クリエイティブなビジネスを作るのです。


それを習慣づける(好循環)ことが

これから生きる上でとっても大切なことなんです。



プールや海辺でボーッとするのも、

何もしなことをしているのです。


そうして

その時こそが最も脳が閃きを増すのです。


副交感神経が猛烈に作用します。

セロトニンを分泌します。


リラックスした状態の時、

最も感性が研ぎ澄まされ

直感が冴え渡ります。



もはや、そこに「遊び」という感覚はなくなります。

その中にこそ「生」そのものを実感するのです。




そのために「瞑想」は最も有効な手段です。


「瞑想」を極めれば、

怖いものはなくなります。

どんなことがあってもうろたえなくなります。


大自然の中で

恐れと脅威にさらされ、

美しさに魅了されます。


そしてそれは、即、命に係わってきます。

生かされていることを肌身をもって知らされるのです。


まさに「遊び」とは、

己との真剣勝負なのです。


遊び半分で「遊び」はできません。

(遊び半分だと怪我や病気をします)


ボクにとって「遊び」とは、

「挑戦」であり、「冒険」であり、「美学」なのです。


だからボクは、

『タビスト』であり、

『アソビスト』なのです。

(また肩書が増えた)



【追記】


旅は、究極の「遊び」なんです。


旅ではいろんなノウハウが身に付きます。

中でも、

「ダイバーシティ(多様性)」を習得できます。

その中で寛容の精神が身に付きます。


そうすることで

コアビリーブ(「べきだ」という固定観念)を外すリフレーミング術が分かるのです。


その術(すべ)が

これからの世の中(グローバル長寿時代または、ボーダレス・ロングライフ時代)を

楽しくスマートに生きていくコツなのです。



【余談】

お釈迦様も、

『四門出遊』といって

悟りの旅は「遊び」だったのです。


ボクの場合は、

「多門出遊」ですが。