世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

コンポンプルックの旅

2011年12月04日 | 
シエムリアップの東方


トゥクトゥクで約1時間のところに



それはある。


Kompong Phlukと書く。



舗装されていないでこぼこ道を


内臓がひっくり返るくらい



トゥクトゥクで思いっきり揺られながら







船着場についた。



往復約3時間の船旅のチケット代



20ドルを支払う。




船に乗り込み


しばらく行くと




水中から顔をのぞかせるブッシュや水草の間を


ボートは進んだ。







その光景は

アマゾンのジャングルを思い起こさせた。




スクリューが船尾から長く伸びているのは



水草が絡まるのを防ぐ意味があるのだろうか。







アマゾンでは


何度もスクリューに水草が絡んで



船頭を悩ませていたから。








浅瀬の所々で


網打ちをする人々がいる。




しばらくすると



水上に立つ家々が見えてくる。



ボートを漕ぐ人々。








ここまではさほど珍しい光景ではなかった。




だが


ボートが左へ舵を切ると




光景は一変した。




そこには


水上に浮かぶ町並みがあった。










そして


この村のすべての生活が


水上で行われ



ボートで行き来する生活なのだ。










子供が一人で


舟を上手に漕ぐ。













そして驚くことに


学校まで水上にあり



子供たちは


ボートで通学している。











だがここも


一年中こういった水上生活ではないらしい。



今年は


乾季に入っても水位が高いらしい。





タイほどではないが



シエムリアップの町も


雨季には冠水していた。




ちなみに


資料でみると



水がないこの村は


下のような光景が見られるという。


Kompong Phlukの写真このKompong Phlukの写真はトリップアドバイザーから無料提供されています






Kompong Phlukの写真このKompong Phlukの写真はトリップアドバイザーから無料提供されています



フローティング・ハウスになっている


レストランで昼食を済ませ








帰途に就いた。




内陸だと思っていたシエムリアップにも



こうした水上での生活を送る人々が


逞しく生きていることに


感銘を受けた。





それと同時に


時には洪水を引き起こすメコン川の恵みにも



改めて驚愕するものがあった。





まだまだ世界には



知らない姿がいっぱいある。




旅はやっぱり


面白い。