世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

一触即発

2010年04月23日 | 社会
イヤー、危なかった。


ヒョットシタラ、刺されていたかもしれない。



繁華街を歩いていたら、若い男の子が歩きタバコをふかしていた。

見るからに未成年の6人組。


言わなきゃいいのに、

「オイ、年は幾つだ」


と、声をかけてしまった。

いつもの悪い(?)癖だ。


見て見ぬ振りが出来ない。



「15」

意外と素直に答えが返ってきた。

「タバコ、分かってるだろ」

「ハア」


囲まれた。

ニヤニヤ笑っている奴。

ガンを飛ばして睨みつけるやつ。

「しまったー!」

と、思ったが後の祭り。

覚悟した。


「学校は行ってるのか?」

「イヤ」

「行った方がいいゾ。 タバコもやめろ」

「ハア」


ひるまず、言葉を投げかけた。



オイ、オイ、と仲間がけしかける。

「タバコはすぐやめろ」

「ハイ、やめます」

「よし、分かればイイ」


ものの2~3分だっただろうか。

一見落着したかのような間、にボクは踵を返した。



後ろを振り返った。

後を追いかけてこないか、確かめるためだった。


最悪の事態は起こらなかった。

ホッ。