イヤー、危なかった。
ヒョットシタラ、刺されていたかもしれない。
繁華街を歩いていたら、若い男の子が歩きタバコをふかしていた。
見るからに未成年の6人組。
言わなきゃいいのに、
「オイ、年は幾つだ」
と、声をかけてしまった。
いつもの悪い(?)癖だ。
見て見ぬ振りが出来ない。
「15」
意外と素直に答えが返ってきた。
「タバコ、分かってるだろ」
「ハア」
囲まれた。
ニヤニヤ笑っている奴。
ガンを飛ばして睨みつけるやつ。
「しまったー!」
と、思ったが後の祭り。
覚悟した。
「学校は行ってるのか?」
「イヤ」
「行った方がいいゾ。 タバコもやめろ」
「ハア」
ひるまず、言葉を投げかけた。
オイ、オイ、と仲間がけしかける。
「タバコはすぐやめろ」
「ハイ、やめます」
「よし、分かればイイ」
ものの2~3分だっただろうか。
一見落着したかのような間、にボクは踵を返した。
後ろを振り返った。
後を追いかけてこないか、確かめるためだった。
最悪の事態は起こらなかった。
ホッ。
ヒョットシタラ、刺されていたかもしれない。
繁華街を歩いていたら、若い男の子が歩きタバコをふかしていた。
見るからに未成年の6人組。
言わなきゃいいのに、
「オイ、年は幾つだ」
と、声をかけてしまった。
いつもの悪い(?)癖だ。
見て見ぬ振りが出来ない。
「15」
意外と素直に答えが返ってきた。
「タバコ、分かってるだろ」
「ハア」
囲まれた。
ニヤニヤ笑っている奴。
ガンを飛ばして睨みつけるやつ。
「しまったー!」
と、思ったが後の祭り。
覚悟した。
「学校は行ってるのか?」
「イヤ」
「行った方がいいゾ。 タバコもやめろ」
「ハア」
ひるまず、言葉を投げかけた。
オイ、オイ、と仲間がけしかける。
「タバコはすぐやめろ」
「ハイ、やめます」
「よし、分かればイイ」
ものの2~3分だっただろうか。
一見落着したかのような間、にボクは踵を返した。
後ろを振り返った。
後を追いかけてこないか、確かめるためだった。
最悪の事態は起こらなかった。
ホッ。