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観光客数の統計☆

2015年02月09日 07時50分03秒 | 店主のたわごと
おはようございます。

山形県酒田市の漬物の梨屋 齋藤真です。

2月9日(月)の山形県酒田市は、小雪が舞っている状態です。

気温も久しぶりに氷点下の朝です。

雪の量は、風が強かった影響もあり予想降雪量より少なめですが、気温が低く凍っているところもあるため、地下水で少し融かしてから除雪することに致しました。

今日は終日、雪のマークが並んでいます。

もしかすると、この冬初めての真冬日となるかもしれません。

先日、酒田商工会議所が毎月発行している「商工さかた」の2月号が手元に届きました。

「商工さかた」には、毎月最新の経済指標が掲載されています。

この中で、非常に気になる指標がありました。

それは、酒田市と隣接する鶴岡市の観光客数の統計です。


「商工さかた」2月号に掲載された観光客数の統計



昨年10月に酒田市を訪れた観光客は、220,435人で前年比10.1%の減、それに対し鶴岡市を訪れた観光客は、748,200人で前年比60.4%の増でした。

単純計算で、鶴岡市に訪れた観光客は、酒田市に訪れた観光客の約3.4倍になります。

平成26年1月~10月の統計でも、鶴岡市を訪れた観光客は、酒田市に訪れた観光客の約3倍という数字になっています。

鶴岡市では、昨年、「加茂水族館」のリニューアルと出羽三山神社の開祖と言われる「蜂子皇子のご開帳」があったこともあり、対前年比で31.8%増という多くの観光客を誘致しました。

山形DC開催の年に、しっかりと観光の目玉を用意しPRに励んだ鶴岡市を、まずは称賛しなくてはいけないと思います。

しかし、問題なのは、隣接する鶴岡市までわざわざやって来た観光客を取り込むことができなかった酒田市の観光のあり方だと思います。

急激な人口減が現実の物となりつつ酒田市で、交流人口である観光客の誘致は、最重要課題のはずです。

酒田の観光をもう一度1から見直し、隣接市まで来たら足を延ばしてくれるような街にしなくてはいけないと思った次第です。



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