デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

野毛大道芸二日目

2005-04-24 10:52:00 | お仕事日誌
やはり飲み過ぎがたたり、身体というか頭が重い。11時に地区センターに寄って、焼売弁当をもらい、現場へ。今日はすごい人出になりそうな感じ。いたるところで、待っているお客さんの人垣ができている。西公園にもそこそこの人が集まっている。今日は天気がいいのに加えて陽差しが強い。一回目のバラッシュの公演が終わったあと、オーストラリアから来たコミックフラフープのジュディーのショーに立ち会う。彼女は初めての日本で、日本語を使わなくてはならない、昨日公演が終わったあと、いろいろアドバイスを求められていたので、見ることにしたのだが、彼女途中で日本語を忘れて、自分のところに聞きにきてしまう。一瞬焦る。とにかくすごい人出で、どこにも行けない、ポコポコ舞踊団と、小出とこうじの牛飼い君も気になったのだが、結局は動きがとれず。3回目の公演が一番投げ銭が集まったかもしれない。
荷物をパッキングして、控室で小銭に勘定。どうもバラッシュはこの作業が、嫌いなようだ。嫌いとは言っても、小銭は向こうにもって行っても両替できないわけで、もう少し真剣になってもらいたいところ。なんとか30分ぐらいで数え終わる。これをひとまずこっちで両替することになった。14万円分の小銭はかなり重い。ホテルまでずっしり肩に来た。バラッシュは昨日横浜のビックカメラでビデオのレンズとかいろんな部品を5万円相当分、全部小銭で買ったという。それがなければ、もっとすごいことになったろう。
16時半すぎに現場からホテルへと向かったのだが、撤収ぶりは相変わらず見事なものである。あれだけ人がいたのに、もうまばら、ボランティアの人たちが、ゴミの片づけなどを整然と行っている。まさに祭のあとという感じだ。

ホテルに戻って、ギャラと両替したお金を渡す。18時から叶屋で恒例の打ち上げ。サーカス学校の生徒達はもう先に来ていた。いつものことではあるが、久しぶりに会う芸人さんたちと旧交を温められるのはなによりである。特に去年韓国で一緒だったボブに会えたのはうれしかった。あの時は楽しかったよねえという話で盛り上がる。
このところ打ち上げの集まりは少なかったような気もするのだが、今日は最後まですごい人。21時45分ごろにやっとお開き。明日は早いので、そのままホテルに戻る。
23時すぎにはベットにもぐりこむ。
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野毛大道芸初日

2005-04-23 10:25:10 | お仕事日誌
昨日は最低、飲み過ぎがたたって、昼過ぎに目が覚めた。結局夕方バラッシュと飯を食って、大道芝居を見て終わったしまった。飲みをいくぶん控えたので、今日はまあまあの体調。
10時過ぎに地区センターでエントリーしようと思ったら、すでにバラッシュはエントリー済で、会場に向かったという。福富西公園ではパンチを敷く作業が始まる。10メートル四方のかなり大きなステージだ。バラッシュが軽く自転車とラートに乗って試してみる。大きな問題はなさそう。しかしいいい天気だ。人出の出足も早い。12時10分から一回目のショー。ショーの間にお客さんを入れたりするので、自分がマイクを持ち、はじめと中と最後の投げ銭集めの時に、アナンスを入れることになる。お客さんの反応はかなりいい。やはりステージ一杯使う演技なので、迫力が違う。投げ銭もそこそこ集まる。いい出足だと思う。
2回が終わってから、馬車道の構内で公演しているサーカス学校のところへ。人はまばら、やはりここは場所が悪い。昨日はホテルのことやらいろいろあったらしい。いいショーになっているのに人が少ないのはなんとも口惜しいことだ。3回目のショーが始まったところで、西公演に戻る。かなり巻きになっていて、予定された時間より20分ぐらい早く、ラストショー。
ラートをばらして、バラッシュはホテルに戻る。今日は買い物したいということなので、とにかく小銭を使えとアドバイス。18時に地区センターの前でビール打ち上げ。サーカス学校の生徒3人と西田さん、関口さんとで、駅前の北の家族へ。ここは今日で3日連続。なじみのパフォーマーというか、カバシネマの出演者たちも北の家族に集まっていた。ということで最後は合流。そのあと、神山君と西田さんとで波の上へ。今日は飲兵衛ラリー最終日、波の上も相変わらずの混みよう。今回は成功だったのではないだろうか。
3時ぐらいにご帰還。またやってしまった。
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かもめ座公演

2005-04-21 15:34:11 | お仕事日誌
今日は今回の野毛のスペシャルゲスト、バラッシュ来日の日。8時半YCAT発のバスで成田まで。飛行機は20分ほど遅れたが、出てくるのは早い。およそ一年ぶりの再会となる。そのままバスで、YCAT、タクシーでマンダリンホテルまで。12時を少し回ったくらい、いい感じのタイムスケジュールだ。ホテルにチェックイン、少し休んでもらう。ラーメン屋で昼飯を食べ、かもめ座へ。A社長は、玄関前を一生懸命モップをかけている。13時半にだいたいメンバーがそろい、とりあえずは準備。手伝いにきたサロクのメンバーふたりが椅子や床を磨きはじめる。不思議なもので、少しずつ掃除をしていくと、小屋に棲んでいる霊が、目を覚ますかのように、小屋に活気が出てくるような感じがする。三雲君が持ってきたPA、VJのプロジェクターの電源をとり、音だしをするととても不安定。電圧が不安定だということがわかる。いろいろやっているうちに原因が判明する。プロジェクターをどこに置くかでいろいろもめるが、前から2列目に置くことに。
15時半からとりあえず、流れだけのチェック。自分はバラッシュと16時に約束していたので、抜ける。バラッシュを連れてフラスコへ。、スタッフに紹介したあと、荷物から自転車を出して、組み立て、そのまま今日手伝うことになった長女と合流、かもめ座に戻る。
17時前に着いたら、もう流れのチェックは終了とのこと。弁当を買ってきてもらい、食事。「みなとみらい反対」の飲兵衛ラリーのポスターや今回ビールを提供してもらったエビスビールのポスターなどを場内や外に貼ったり、折り込みの準備。次第に小屋が生き生きしてくる。これはここにいたみんなが感じたことだと思う。
バラッシュが軽くリハ。あまりにも狭いのでびっくりしていたようだが、なんとかできそう。
19時あたりが暗くなりはじめ、客入れの時間ということで表の入り口のところに灯がともる。これで小屋はさらにいい雰囲気になる、2年間閉じていた小屋が息を吹き返した感じだ。一番集客が心配だったのだが、40人ぐらいのお客さんが集まり、ちょうどいい感じに。赤字にはならずにすむようだ。それにしてもぶっつけでやったイベントだったが、とてもいい感じに仕上がった。お客さんもきっと満足してくれたと思う。そしてかもめ座の小屋も・・・。
片づけた後、A社長を交えて、ビールで乾杯。また貸してくださいよって言ったら、空いていたらなというお返事。
北の家族で打ち上げ、ここの小屋の雰囲気がとても良かったのに、出演者一同大満足。これからも続けてやっていこうということになる。
北の家族を追い出されてから、飲兵衛ラリーの波も引いた波の上で飲み直し。朝まで飲んでいた。たぶん5時ぐらいに帰宅。

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カバレットシネマinかもめ座

2005-04-20 17:03:17 | 観覧案内板
いよいよ明日、野毛飲兵衛ラリー協賛イベント、「カバレットシネマinかもめ座」の公演があります。まず場所がとても雰囲気のあるところなのです。2年前に閉館したこの映画館、出来たのは50年前といいますから、昔の名画座の雰囲気がそのまま残っているのです。今回もこの空間にあった、演し物、演者を集めての公演になります。
カバレットシリーズ初参加の石原耕は、バナナの叩き売り、そしてリリー・セバスチャン・マッケンローは詩吟を演じます。レトロにこだわった演し物です。
三雲いおりは、得意芸のひとつ酔っぱらいを演じます。今回はこの三雲と、ほとんどベタでオケピット(?)で生演奏を披露する安西はぢめの掛け合いも見どころのひとつ。お客さんとのお遊びコーナーもあります。
映画館でやるわけですから、当然VJコミックカットが大活躍する。かもめ座のスクリーンに、VJの爆笑パロディー映像が流れるというのも大きな見どころです。
そして今回のトリは、ふくろこうじと村田朋未が演じるストリップ。今回かもめ座でやろうという話になった時、なにがトリになるかという話になり、三雲からストリップじゃないかとい話が出来、今回のふたりのユニットが誕生したのだが、これがなかなか本格的、実にエロぽっい仕上がりになっている。明日の客席の反応が見物である。
ということで、今日の明日だが、見逃すと後悔する、そんな公演になるはず。
時間のある方はお見逃しのないように。

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カバレットシネマinリハ

2005-04-20 00:21:13 | お仕事日誌
今日はヒルズのジンバブエ初日、大須賀、辻、大森は現場。そして大野はキャナル組の来日で福岡。西田は東村。ということでいまや得意となった留守番。それにしてもまた福岡で地震。大野は早朝の飛行機だったのだが、震度5の地震のあとで、着陸できず1時間ぐらい上空にいたというし、余震も結構怖かったと言っていた。いろいろあるよなあ。
朝一番の電話で、秋のイベントに提案していた企画が通ったという連絡。ここは新規の仕事。決まったら決まったでたいへんなことになるのだが、やりがいのある仕事、決まってうれしい。
雨でヒルズは屋内になったというが、メインのチャイニーズポールがなくてもバライティーに富みなかなか良かったという連絡を受ける。なによりである。
1時過ぎに会社をでて、明日のカバのリハ会場へ。シルクールも直前に決まってたいへんだったが、それ以上に今回のかもめ座カバレットはあっという間に決まった話し。どこまで仕上げられるか、はらはらもしながら楽しんでいたのだが、逆にこんなときは自然体でいろんなアイディアが生まれ、面白いものができるかもしれない。今回はかなり濃密だし、面白いことになりそうだ。出演者それぞれの個性がよくでているような気がする。でもこうじと村田君のストリップはかなりの衝撃ものだ。映画館で照明効果なんかまるで効かないところで、あのエロチズムが、どうお客さんに見てもらえるのか、すごい楽しみ。おばあちゃんが亡くなり、明日は告別式からかもめ座に直行するというはぢめちゃんも、おばあちゃんのいい供養になるような、演奏がかなりじっくりと楽しめるはずだ。あとはお客さんがどれだけ来るかだろうなあ。
16時に終わり、会社に戻る。
明日の準備、いよいよ野毛がはじまるわけだ。
20時半帰宅。いよいよ今回が最終シリーズになるはぐれ刑事のスペシャルを長女と一緒に見る。だいたい今シリーズの展開が見えてきたが、でもなあ、一番の楽しみだったはぐれ刑事が終わるというのは寂しい限りだ。



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