デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

「戦後」美空ひばりとその時代

2010-11-21 11:55:26 | 買った本・読んだ本
書名 「『戦後』美空ひばりとその時代」
著者 本田靖春  出版社 講談社 出版年 1987年

美空ひばりを軸に、関わっていた人の軸を絡めながら本田のライフテーマというべき「戦後」の実像を描く。竹中労のひばり伝も傑作だが、あれはあくまでもひばり母娘にへばりついて書き上げたものであるが、本田のテーマはあくまでも戦後を描くこと、もちろん美空母娘にも肉薄しているが、フォーカスの当て方が竹中よりは距離をおいている。そしてそこから作文で虚像をつくるのではなく、かなり実像に近いものを浮かびあがらせたといえる。それはさまざまな人間の戦後を見事に書き込んでいるからだと思う。美空の母が亡くなり、さらにはマスコミからボイコットされ、また病気療養中という微妙な時期に書かれたものであるが、一貫して著者のスタンスははっきりしている。それは美空ひばりという歌手が、戦後の最大のスターであり、戦後の夢を象徴していたことを明確にしているからである。
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=deracinetuush-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&asins=4061845918" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

姫路入り

2010-11-21 09:18:42 | お仕事日誌
昼過ぎに家を出て、新横浜から新神戸へ。ポイントが溜まったのでグリーン車での移動。車内でNHKBSで放映されたマジック・アワードDVDを見る。クイックチェンジで男が女(逆だったかも)が変わるのがすごかったなあ。新神戸で降りて、三ノ宮まで出て、知人と夕食。サーカス談義に花が咲き、いい調子でかなり飲んでいた。23時に姫路入り、歯も磨かずそのまま就寝。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カレンダー

2010年11月
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

バックナンバー