デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

嚝野と演劇 

2010-11-17 22:46:06 | 買った本・読んだ本
書名 「嚝野と演劇」
著者 上田美佐子  出版社 港の人 出版年 2010
著者の上田さんとはシアターΧオープン以来の付き合いになるから、かれこれ18年になる。シアターΧを立ち上げた当時から、どんどん演劇を巡る状況が厳しくなるなか、演劇を娯楽でなく、明日生きるためのものとして守るために、闘い続ける上田さんの熱いメッセージ集。まさに砦とするシアターΧのような劇場を維持することが、いかに大変なことか、しかしそれを嘆くだけでなく、ひたすら前向きに闘い挑む。本書はそのひとつの一里塚となっている。いわいる商業演劇になびく演劇人、行政、さらにはジャーナリズムに対して、孤立無援の闘いを挑み続けるぞという意志表示の書ともいえる。
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文藝別冊 本田靖春「

2010-11-17 22:42:57 | 買った本・読んだ本
文藝別冊 本田靖春「戦後」を追い続けたジャーナリスト
編集人 武田浩和  出版社 河出書房新社 出版年 2010

自分は本田靖春のいい読者ではなかった。ただタイトルに惹かれ読んだ「我、拗ね者として生涯を閉ず」の鬼気せまる迫力に優る読書体験はここ数年なかった。そのためずっと気になっていたので、こんな特集を文藝がしているという記事を新聞で見て、読まねばと思っていた。
本田の仕事を振り返るふたつの対談、奥さんの回想、さらにはなんらのかたちで彼に関わった人たちのエッセイ、単行本未収録の作品から成り立つ本なのだが、こうした中から確かに本田靖春というジャーナリストの実像が浮かび上がってくる。なによりも自分のような本田のよい読者ではない人にとって、本田の作品を読もうという気にさせている。これが一番重要なことであり、その気にさせられたということは、この本が成功したということになるだろう。まず自分は「戦後 美空ひばりとその時代」を購入した。
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おめでとう!

2010-11-17 10:22:45 | お仕事日誌
とにかく寒い、紅葉を味わうことなく冬が来たという感じか。出社してメルマガの原稿を最終チェック。姫路組は今日は最後のお休み。こちらも帰りの準備。やはりネコの検疫と輸送がいろいろある。サンクトのサーカス博物館に資料をメールで送っていたのだが、届きましたというアンナからのメール。とても喜んでくれている。良かった、良かった。
あまりの寒さに暖房を今年初めて入れる。
18時に退社。夕飯を食べて、水曜日のお楽しみ「相棒」を見て、部屋に戻ると、携帯にトゥイチーから不在着信。もしかするということで電話すると、いつも以上にテンションの高い声、なんで電話したかわかるかという。これで全てがわかった、やっと子供が生れたのだ。おめでとう!ズフラ本人から電話があったらしい。3500グラムというから立派なものである。彼からすればこの3週間近くずっと気に病んでいたことだろう、本当に良かった。そしてモスクワでひとりで生んだズフラも偉い、トゥイチーもフェルザーもいなく、さぞかし心細かったことだろう。ほんとうに良かった。トゥイチーはこれからアンドレイの部屋に行って乾杯するとのこと。良かった、良かった。
 

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