DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

3階級制覇、初防衛、4階級制覇(3大世界戦)

2024年02月27日 05時40分30秒 | 世界ボクシング

先週末24日・土曜日、東京・両国国技館で行われた試合結果です。
WBCバンタム級戦:
挑戦者中谷 潤人(MT)TKO6回1分12秒 王者アレハンドロ サンティアゴ(メキシコ)

*昨年5月に、一階級下のスーパーフライ級王座を獲得したばかりの中谷。僅か9ヶ月後には階級を上げ、メキシコの刺客をいとも簡単に撃破。圧倒的な強さを見せつけ3階級制覇を達成すると同時に、全勝記録を27(20KO)に伸ばしています。

WBAバンタム級戦:
王者井上 拓真(大橋)KO9回44秒 挑戦者ジェルウィン アンカハス(比)

*自身の怪我のために延期となっていた初防衛戦。IBFスーパーフライ級王座を9度もの防衛に成功した経験を持つ実力者アンカハスを相手に、常にスピードとテクニックで上回る試合を展開。最後は右ボディーでフィニッシュ。強豪相手に快勝劇を演じると同時に、世界戦4戦目にした初のKO勝利を収めました。

日本勢が2つの王座を占めたバンタム級。下記は2024年2月27日現在の同級の王者たちとなります。

WBA:井上 拓真(大橋/防衛回数1)
WBC:中谷 潤人(MT/0)
IBF:エマヌエル ロドリゲス(プエルトリコ/0)
WBO:ジェイソン マロニー(豪/1)
OPBF(東洋太平洋):栗原 慶太(一力/0)
WBOアジア太平洋:西田 凌佑(六島/3)
日本:空位

 

WBOスーパーフライ級戦(王座決定戦):
田中 恒成(畑中)判定3対0(119-108、117-110、116-111)クリスチャン バカセグア(メキシコ)

*2020年の大晦日以来、2度目の世界4階級制覇の機会を得た田中。中盤戦以降にライバルを突き放し明白な判定勝利を収めました。今後はIBF王者フェルナンド マルティネス(亜)との王座統一戦や、井岡 一翔(志成)への雪辱戦を目指し動いていく方針のようです。

下記は2024年2月27日現在の、スーパーフライ級の王者たちとなります。

WBA:井岡 一翔(志成/防衛回数1)
WBC:ファン フランシスコ エストラーダ(メキシコ/0)
WBC(暫定):カルロス クアドラス(メキシコ/0)
IBF:フェルナンド マルティネス(亜/2)
WBO:田中 恒成(畑中/0)
OPBF(東洋太平洋):KJ カタラジャ(比/0)
WBOアジア太平洋:中川 健太(三迫/1)
日本:高山 涼深(ワタナベ/1)

 

そして下記は2024年2月27日現在の、日本人世界王者たちの面々となります。

4団体統一スーパーバンタム級:井上 尚弥(大橋)
WBAバンタム級:
井上 拓真(大橋)
WBCバンタム級:中谷 潤人(MT)
WBAスーパーフライ級:井岡 一翔(志成)
WBOスーパーフライ級:田中 恒成(畑中)
WBAフライ級:ユーリ 阿久井 誠悟(倉敷守安)
2団体統一ライトフライ級:寺地 拳四郎(BMB)
WBCミニマム級:重岡 優大(ワタナベ)
IBFミニマム級:重岡 銀次郎(ワタナベ)

*9名という大量の世界王者を有する日本国。数だけでなく実力が揃った好選手がズラリと並んでいますね。

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