先週16日・金曜日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
OPBF(東洋太平洋)スーパーフェザー級戦(王座決定戦):
坂 晃典(仲里)TKO5回44秒 鯉渕 健(横浜光)
*ここまで行ってきた29戦の大半をKO/TKOで終えてきた坂。勝っても負けてもエキサイティングな試合が期待できる好戦派です。対戦相手の都合から、約1年近く実戦から遠ざかってしまった坂ですが、打ち合い好きのそのボクシングは相変わらずです。
初回から激しくパンチの交換を広げた両選手。坂は3回に、その強打で鯉渕を血まみれ状態に追いやっていきます。どちらも明白なリードを奪えないまま中盤戦に突入したこの試合。鯉渕の出血がひどかったため、試合は5回早々にストップされました。
期待通りの打撃戦を演じ、勝利を手にした坂。日本フェザー級、スーパーフェザー級に続き、アジア太平洋の地域王者として自身3つ目の王座を獲得した坂。今後もまだまだ面白いボクシングを提供してくれそうです。
下記は坂が活躍するスーパーフェザー級の、この試合が終わった2024年2月16日時点でのタイトル保持者たちとなります。
WBA:ラモント ローチ(米/0)
WBC:オシャキー フォスター(米/1)
IBF:ジョー コルディナ(英/1)
WBO:エマヌエル ナバレッテ(メキシコ/2)
OPBF(東洋太平洋):坂 晃典(仲里/0)
WBOアジア太平洋:力石 政法(緑/0)
日本:原 優奈(真正/0)