雨には負ける。

午後に山へ出かけようと外へ出ると雨が本降りである。
「えっ、雨ってか」
雨にも負けずとは行かずにヤマドリ猟を取り止めて録画を見る。
わしは気まぐれなのでしばし予定変更が有る。
考えようによっては午前中の巡回時に雨が降らずに済んだのは幸運だった。
疲れ気味なので丁度よい休息になる。
４時ごろ雨がアラレに変わったので犬達と夕方の散歩に北山へ行く。
ただ犬達も山へは入らずに道路をぶらぶらしていた。
姫の食欲なし、おやつのベビーカステラは喜んで食べていたのだが猪肉も鶏肉も食べず。
また、今晩、アイスをねだってくるのだろう。
イノシシが多ければ今夜は雨で匂いも消えて無警戒になり罠に掛かって明日の朝が楽しみなのだが・・・・・・。

緊急出動。

雨上がりの山を散歩中に携帯が鳴る、知らない人からだ。
罠に飼い犬が掛かっているので来てくれとのこと。
場所は猟友宅横である。
犬達の散歩を切り上げて大急ぎで現地へ走る。
着くと大人が４人道路際にいる。
ブチの犬が居て罠を付けたままである。
誰かが括り木からワイヤーを外して犬を助けた？様なのだが何人もいてバネ押さえの蝶ネジを緩める単純な事に気付かなかったのかと不思議である。
が、猟師でない一般の人なら無理も無いのかもしれない。
飼い主のおばあさんが何度もわしに謝るが違法でない罠でイノシシを獲ってと頼まれていても飼い犬が掛かればわしにも非はある、散歩中に放していたらしいので掛かってから１時間も経っていなかったので大事に至らず。
そのあたりではもう罠は無いので心配しないようにと言って置く。
巡回の順番が違ったが残りを見て回る。
何の異常もなし。
近所に戻り近場も見てみるがまるでイノシシは掛かりそうにない。
１１時には戻れたので午後は犬達とヤマドリを見に行こうか。
日曜日なので他の猟師が出猟している事も有り行って見ないとどうなるかは分からないがその時はその時の事にしよう。