キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

娘をチェンマイへ送り出す

2016年07月26日 | Weblog
ここのところ仕事が立て込んでいて寝るのが遅く、朝も遅かったが、久し振りに早く寝て四時に起きたら日暮の蝉時雨が聴こえる。
藤沢周平の恋物語を思い出すが、恋というものは、成就して何時でもセックス出来るようになると三年でドーパミンの分泌がなくなり覚めてしまう。
十幾つから恋をしだして、十五六人の女に恋をして死んで行くのが人間の雄だと考えることも出来るが、悪くない人生である。

「魔羅の肖像」「えろえろ」「熟女の旅」の松沢呉一を読んでいるが、風俗のレポートも若い頃のものは生々しいが、年を取ると風雅な感じになり面白い。
初めて読む安田理央も、AVの歴史を書いているのだが、文章に切れがあり、論理の流れが確りしていて中々のものだ。
松沢の「恐怖の大玉」と安田の「痴女の誕生」を同時に読んでいたら、松沢の本に安田の名前が出てきてびっくりした。

娘が今朝早くチェンマイに帰ってしまうので寂しい。
年を取ると気が弱くなりどんどん寂しくなるようで、女でもつくって気をまぎらわすしかないのだろうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする