五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

体験の解釈 5

2009年11月01日 | 第2章 五感と体感
プロセススケール その5

☆体験の解釈

「同じ現象に遭遇しているのに、どうして私と違う解釈するんだろう?」
私は暗い解釈をするのに、さんは明るい解釈し、さんは気にも留めない、、、、なんでだろう?

そんなことに気付いていたとしたら「体験の解釈」の意味もきっと理解できると思います。

理想と現実のギャップがストレスを生んでいくわけですが、「私の理想」(たとえば、理想の夫婦とか…理想の家族像とか…理想の友達関係とか…)が、はたして、健全なのか病的なのか?はたまた、理想に固執しすぎているのか??

そのあたりを検証していくと、自分の体験の解釈のパターンが見えてくるかもしれません。

「愛の原型」という用語があります。
自分はどうやって愛されてきたか?育てられてきたか?
このことが体験の解釈の仕方に大きな影響を及ぼしているようです。

「体験の解釈」という自分の個性を否定も肯定もせず、静かに観察してみることからはじめてみることから始めてみてはいかがでしょうか?

落語界の大御所、円楽師匠が亡くなりました。落語家の方々の思い出話を聞いていると、おおげさでユーモアに富んだ体験の解釈で涙を流して笑っている自分がいます。体験の解釈、そんなところから観察してみるのもひとつの方法では?

[生き甲斐の心理学参照」
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