次の一手 2017年7月5日
日本列島を台風が通過し、各地の被害の様子がテレビに映し出されています。
極端な天候によって、激しい雨風や極端な気温の高低となり、その場その場の判断が自分自身に課せられているように思うようになってきました。
自分の身を守ることの直感を養うためには、常日頃の情報や、今居る場所の地形性質を意識しておく必要がありそうです。
遠くの山々や空の様子を眺めながら農作業をしたり、風を読みながら魚を漁ったりすることは、自然を相手に仕事をする人にとっては当たり前のことかもしれませんが、整備された都市の中で過ごすことが日常となっている人は、それらの勘の働かせ方は、幼少期の過ごし方に大きく差異が出てくるのかもしれません。
幼い頃に自然と親しむ経験をしているか否かで、次の一手の瞬時な判断が生死に関わることも大いにあり得る事でしょう。
どこが安全か。
どこが危険か。
次の一手の行動の判断基準は、原初感情「怖い。怖くない。」であるようです。
「怖いこと、怖くないこと」を意識することは、生き抜く力の基本のようです。
目の前の小さな画面での疑似体験では体感し得ないほんとうの体感を育みながら、次の一手を瞬時に捉えられるよう心掛けたいものです。
五感を大切に。
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