国立能楽堂の桜・・・
新しい日 2018年4月1日
今日は、復活祭です。昨晩は春分の日以降の初めての満月。
復活祭は、春分の日以降の満月を過ぎた日曜日と決められていますので、毎年変わります。
煌煌と輝く満月を愛で、暫く空を眺めました。美しい夜でした。
ご復活おめでとうございます。
私自身も二週間の会期であった「江戸表具を愛する会」銀座プロムナードギャラリーの作品展が昨日31日に終了し、日比谷ミッドタウンをちらりと散策し、無事搬出を終えました。
ご観覧くださった皆様に、感謝申し上げます。
そして、
3月30日に、国立能楽堂で金剛流久良岐会の発表会が行われ、初めての舞囃子を無事に披露することができました。
およそ20分の舞台でしたが、普段の仕舞いでしたら、長くて6分ぐらいでしょうか。いつもフィギアスケートの競技時間と比べていましたが、今回は、はるかに長い時間で、御囃子を付けていただき、「葛城」舞囃子「序の舞」を舞わせていただきました。
昨年の今頃あたりからなんとなく稽古をつけていただき、さっぱりわからないまま、12月に突入。心底これではまずいと思い始めたのは、12月の会の時です。
笛の先生に奏でていただき、舞ってみると、さっぱりわからず。。。
段々とピアノの発表会の経験を思い出し、直前まで譜と曲想を体に入れ込むまで何時間もピアノを弾いてないと不安になっていたのと同じで、2月あたりからは、電車で移動するときも、お風呂に入っている時も、囃子を耳から離すことが出来ず、ひたすらシミュレーションしてきました。
その間に、平昌オリンピックがあり、宇野昌磨選手のシミュレーションの様子を見ながら、勇気と力をもらっていました。
物覚えが悪いので、私自身そのくらいやらないと覚えられない事を自覚しているので、いつも他者の倍は練習しないと、、、という思いがあるのです。
そういうところも、演目である葛城の神様と重なり、感情移入しやすいものがありました。
さっぱりわからない、御囃子を聴く余裕ができてきたことは、何といっても師匠のお陰です。最後は、師匠のストーカーと明言し、引っ付き虫のように稽古を付けていただいたことに深く感謝いたします。
能楽師の先生方が素人の私を舞台で楽しませてくださったことにも深い感銘を受けています。
ありがとうございました。
そして、掛け軸の展覧会やら、能楽の発表会やら、諸々賑やかに活動している私を応援してくださった皆様に、深く感謝申し上げます。
復活祭と新年度の日にちが重なった2018年。
新しい人となり、新たに一歩踏み出してゆきたい心持で今日の日を迎えています。
2018年度も宜しくお願い致します。
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