五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

理由

2010年01月28日 | 第2章 五感と体感
子供に「なんでこんなことしたの?」と理由を聞く必要は確かにあります。

しかし、何か事が起こるたびに、理由を聞いていくと、人はそこで学習します。

「理由があれば、許される」ということを学習します。

親も理由に正当性を見出すことで、現実を受け入れやすくなっていきます。
でも、その関わり方が何度も続いたらどうなるでしょうか?

性格としての傾向、個性はそうやって育まれていきます。

そのうち言い訳ばかりが先行し、周りを「イラッ」とさせる現象が起きてきます。
イラッとさせたほうは、自分の習慣化された傾向に気付いていないから、なんで周りがイラッとするのかがわかりません。。。

そうなると、だんだんと悩みが深くなっていきます。

これが続くと負のスパイラルです。

理由を聞くよりも、こんなことをしちゃった時の感情に焦点を当てて聞いてみると、本人は、何かに気付くかもしれません。。。

現象には理由があります。しかし、理由ばかりに囚われていては、何も進まないことが多いようです。グルグル同じところを迷走してしまいます。

理由は一度聞けば、充分です。感情を聞いていくことを大事にしたいものです。

[生き甲斐の心理学参照」
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