五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

出雲巡り1

2015年11月03日 | 第2章 五感と体感
出雲巡り1 2015年11月3日 

出雲大社の爽快さに晴れ晴れしい体感を頂き、無事に旅を終えました。
今回の旅では出雲大社と日御碕神社、稲佐浜、島根半島の突端に近い美保神社を中心に巡りました。美保神社は春に国譲りを再現し祭ります。

神在月は陰暦で決まるため、今年の神在は11月27日までだそうです。
ですから他の地は、まだ神様はご不在ということですね。

一昨年の60年周期の遷宮は、全てが終わっているわけではないそうです。屋根の葺き替え途中の社殿もありました。社殿が大きいため、ゆったりとした気分になりますが、あのスケールでは資材調達も大変な事でしょう。
夏に訪れた新潟の弥彦神社と同じく二礼四拍一礼にもすっかり慣れ、出雲大社を2日に渡り参拝し、出雲参りを満喫しました。

出雲大社の鳥居の前に田中屋というお蕎麦屋さんがあります。休日なら一時間待ちは当たり前のようですが、平日ということもあり、菊花展を眺めながら15分ほど待ち、旅の第一関門突破から旅が始まりました。
鳥居内の出雲大社の参道は、珍しい事になだらかな下り道です。駅からの参道は上りで、鳥居をくぐると下りなのですが、本殿はそう簡単には見る事は出来ません。
参道を歩き、大きな社殿を迂回することで、初めて本殿の姿を見る事が出来ます。テレビで何度も拝見している本殿ではありますが、この壮大なスケール感は、実際に見てみないと解らないものです。
かつては、高さ48メートルだったという説を元に、出雲大社の国旗掲揚の支柱の高さは48メートルなのです。高い高い支柱に掲げる国旗の大きさは本殿の広さ75畳に合わせてあるそうです。

壮大な出雲大社であるゆえか、掃き清められた清浄感と緊張感を感じる伊勢神宮や橿原神宮などとは違う感覚を覚え、鹿島神宮を参拝した時に感じた体感を思い出しました。日立の国の鹿島神宮と出雲大社は同じ緯度に位置していることの意味を想像しつつ、土地に籠められた長年の祈りが地に宿り鎮まることの意味を改めて考える機会を頂きました。
「開いている」という感覚が「繋がる」感覚に至り、不自由さから解き放たれた解放感を旅を終えた今も感じています。

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