五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

日々の暮らし

2013年06月29日 | 第2章 五感と体感
昨日は久しぶりに表装教室の指導員が集まり、技術向上のための講義を受けました。
20年表装を続けている割には、ほんとうに技術が未熟な私です。
人に教えることが自分の技術に繋がることは、いつもしみじみ感じることです。
それは、どんなことにも通じることでありましょう。
昨日の午前中は生き甲斐の心理学の講座があり、講座生の皆様と時間を共にしながら、幸福感について語り合ったばかりでしたので、その思いを携えながら表装の勉強会に伺ったので、私自身も一層幸福感に満ちた一日となりました。

表装の師匠にお会いするたびに、好奇心の旺盛さと学ぶ意欲に満ち満ちていることに感心するとともに、いくつになっても衰えない心のありように勇気と元気を頂きます。

勉強会後、先輩方とのお茶会で師匠曰く、「いつも10年後を見据えての行動を今しているのですよ」と。
つまり、自分がいつまでも動ける状態ではないことを想定することで、それを見据えたうえで今を動く、ということを語っておられました。

なるほど。。。

確かに半世紀生きてきた私も、段々と体力が衰え、疲れていても頑張って動くことは出来なくなってきました。夜に仕事をすることを止め、早朝取り組むことで、一日の暮らし方に充実を感じるようになりました。
自分の身の丈にあった動きは、今まで通りでないことを意識する必要があるわけです。

今まで通りでないことを憂いで気力がなくなるよりも、今まで通りでないことを受け容れる体制を早めに整えておくことが大事なのです。

そのためには、「今でしょ!」を悔いなく暮らすことしかなさそうです。

自分の身の丈の行動が衰退するという捉え方ではなく、自分の満足度と幸福感のハードルを変化させる柔軟性が必要なのかもしれません。ハードルの高さばかりに気を取られていたら自分の老いは悲しみばかりです。

後悔したところで「覆水盆に返らず」です。

そのためには、「自分は、している。」という行動が自分の悔いのない人生を創り上げるのかもしれません。

日々の我が暮らしを慈しんでいたいものです。

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