五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

解釈は訓練(宗教観6)

2010年07月21日 | 第2章 五感と体感
自分の感情の赴くままに生活できたら、なんと幸せなんだろう。。。と思っても、赴くままの感情を意識してみると、案外猜疑心や嫉妬や怒り、悲しみの感情のほうが、多いような気がします。自分をありのままに放っておくと、不安感の感情に流されがちになります。

いつも楽天的に、楽しく、人とのコミュニケーションを上手にしながら生活するには、不安感を持つことよりも努力が必要なのです。

他人に自分の気持ちを察してもらうことを待っていても、自ら表現しなければ相手はそうそう察してはくれません。

先日友人からメールが届きました。「空に羽のような雲が浮かんでいました(彩雲)。天国にいる大切な人から私たちへの贈り物です。その雲の行く先に天使の雲が浮かんでいました。」と。彩雲と天使の雲の写真も添えられてありました。

私はその写真を見て、羽ペンを想いました。羽をひらひらとさせながら空いっぱいに手紙を書いている天国の大切な人が想像できました。空いっぱいのメッセージが言葉の粒となって、天使の手からぱらぱらと撒かれ地上にいる人々に大きな大きな愛を注いでいるように思いました。

その日、私自身も知らないうちに言葉の粒を注がれていたわけです。

不安な気持ちを色々と解釈することは簡単です。
でも、愛の解釈を表現するには知恵が必要かもしれません。

訓練は修業を積めば積むほど自然に身についてきます。自然に身につく日に憧れながら、今日も解釈を楽しみたいと思うのです。

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