五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

思い込みの現実吟味力

2013年07月17日 | 第2章 五感と体感
他者が「あの人は、ずいぶん思い込みが強いなぁ~」と、思っても、本人の解釈が本人にとって当たり前である場合が多いので、自分の現実吟味力を測ろうとしても、自分の現在の身の丈の現実吟味力に留まることは自然なことです。

他者が思い込みが強い人だと思っても、本人が自分が思い込みが強いと思わなければ、本人の解釈と自己分析を大切にした方が良さそうです。

他者から「あなたは思い込みが強い」と、指摘されて気持が良いとは思えません。

しかも、「あなたには言われたくない」という気持ちが湧いてしまうと、関係性まで悪化してしまいます。

他者の現実吟味力が、周りに影響を及ぼしているとしたら、どうしたらよいのでしょう…。

振り回されないために、自分が他者とどのくらい関わりたいのか?自分自身の他者に対する役割は何か?まず整理する必要がありそうです。

自分自身のアイデンティティの統合を吟味することで、自分の現実吟味力を点検することのほうが先決です。

そうすると、

「何故、他者の思い込みの強さに自分がイラツクのか。何故、他者の事をヘンだと思うのか。」というような自分自身の他者に対する防衛機制が見えてきます。その防衛機制の出し方が、返って相手を混乱させているかもしれないし、何も他者のせいだけにはできない自分の思考と感情と行動も見えてくるかもしれません。

「自分の現実吟味力は正しい」と、言い切る人ほど思い込みが強いのも現実かもしれませんし。。。

「私は私である」ことを大切にしていきたいものです。

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