五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

大河の一粒

2016年06月12日 | 第2章 五感と体感
大河の一粒2016年6月12日

家に居る時は、FMラジオJWAVEを聴きながら仕事をしています。開局以来ずっと聴き続けているため、他の周波数を聞くとしっくりしないので、ナビゲーターが「若すぎ~!青い~!」と、思うときもありつつ、寛容の心でラジオを楽しんでいます。
最近、桑田さんの新曲、「大河の一滴」が流れるようになり、昭和のノスタルジーを感じているのですが、大河の一滴といえば、五木寛之の本だ、、と、ぼんやり思い出していたら、やはり、この本のタイトルから頂戴しているとのこと。

「大河の一滴」がいつの本だったか、調べてみると20年ぐらい前の出版です。
その頃には、私自身五木文学は卒業していたので、五木寛之が古寺巡礼や精神性について書き始めてからは読んでいません。
でも、「青春の門」や「青年は荒野を目指す」等の、青春の振り子の様な内容の小説は、夢中になって読みました。

「懐かしいなぁ~」
そんな思いが湧いてきます。

五木寛之が「大河の一滴」ならば、私は、やっぱり「大河の一粒」なのです。

ガンジス河の大河を流している砂の一粒一粒は、尊い一粒です。水の一滴もさることながら、砂の一粒無くては水は流れません。一粒一粒が互いに繋がる連鎖にインドの諺になる深い所以があるのでしょう。

今や、青春の振り子の様な小説よりも、大河の一滴のほうが自分に相応しいかな、と。
本を一冊持って、吉野の山奥に籠りたい情動を抑えながら、今日も制作の一日となりそうです。
梅雨の高湿度までにするべき作業を優先です。


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作品展のお知らせ

6月21日(火)から26日(日)
世田谷美術館 区民ギャラリーにて 「江戸表具を愛する会」

私の表装個展:
7月5日(火)から9日(土)12時半~19時半
京橋 メゾンドネコ


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