五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

決断の時

2017年09月15日 | 第2章 五感と体感



決断の時                       2017年9月15日

大きな決断の時は、結果は他者に伝えても、最終章の経過は口にしないことの方が多いように思います。
自分の内にある確信の終着点が見えてくると、案外腹が括られてきて、決断する時には、すっきりしているのです。
私の場合、すっきりとしない場合は、決断する時ではないので、先送りします。

あるいは、時が叶う、ということもあります。
自分の成長だけでなく、時代の変化や、身を置く環境を変えたことで、自分の決断に覚悟がしやすくなることもあるかもしれません。

でも、
自分の決断のためには、ある程度のシミュレーションが必要でしょう。
勘も必要でしょうが、勘の感覚を養うには、ある程度の経験の蓄積が大事で、養った経験が予測を立てる勘をいつしか育んでいるということです。
原初感情と云われている「怖い・怖くない」も、遺伝子に組み込まれた無意識の祖先の経験が膨大なデーターとなって自分に備わっているからこその感情であるように思います。

自分が生まれてから今日までの生育史のなかで、養われた勘が二つに一つの決断をするときの背景になっていることを意識しておくと、自分の傾向が自分自身で意識化されていくことにも繋がるようです。

自分のシミュレーションの現実吟味力が、どの程度のものかを信頼できる人に問うてみることができれば、少々心に余裕のある証でもあるかもしれません。


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