五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

感情には意味がある

2007年07月23日 | 第2章 五感と体感
湧き出す感情を否定も肯定もせず、受け容れる。

湧き出してくる感情には、必ず意味があるそうです。

身近な人との別れ。

その現実から逃避したい気持ちもあります。
でも、日常の生活に戻りつつある私は、何故かその人との間に芽生えた私自身の「友好的感情」がふつふつと湧き出てくるのです。
第三者が彼について語る言葉、文章を聞いたり読むに連れ、それらが全て、私が彼との関わりにおいて感じた「友好的感情」と結びつくことで、間違いなく「仲間」に加えてもらったような嬉しい感情が湧き出てくるのです。
だから、彼がブラジルにいようがニューヨークにいようが、天国にいようが、その境目はあまり感じられないのです。これは、私の現実吟味力の低下ではないと信じていますが。

これは、あくまでも、私個人の自己分析です。

このように、自分の湧いてきた感情を解釈していくことは、次の階段を一歩踏み出すきっかけになっていきます。
その解釈の仕方は、人それぞれです。

自分の不安な感情がまだ見えず、混沌としていらっしゃる方は、
自分が今心地良いと感じているのか。
それとも心地悪いと感じているのか。
それだけでも、意識化してみると良いかもしれません。

本日は、亡くなった人との関わりを思い出し、そこから湧き出る「友好的感情」に焦点を当ててみました。

<生き甲斐の心理学参照>

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4 コメント

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綺麗な解釈が羨ましい (Unknown)
2007-07-24 07:30:07
私の夫が死にましたが、こんな綺麗な解釈が出来ませんでした。何故でしょうか?
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Unknown (露芳)
2007-07-24 08:45:07
四季折々の自然の恵み、祭事の尊さ、人の個性の美しさ、それらは貴方様の個性の美しさから見えてくるものです。
私の書いた解釈が綺麗だと感じた貴方様の個性の美をどうか慈しんでください。
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希望 (Unknown)
2007-07-24 11:08:26
<体験の解釈>を阻んできたものはなんだったのだろう?
出来事の解釈を曖昧にしてきてしまった自分に、不安を感じ出していますが、個性の美を慈しむこと…、まずここから始めてみよう。訪問する度に、貴方の感受性の美しさに感動し、憧れる自分に希望をみられそうな気がしてきました。
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Unknown (露芳)
2007-07-25 22:30:07
まずここから始めてみよう。

この言葉、響きます。

こちらこそ、ありがとうございます。
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