文化会館内の精養軒にて。とんがりエビフライオムライスとちょっぴり残念なパンダラテを頂きました。
大賑わいの上野公園 2017年11月16日
今、美術鑑賞ブームなのだそうです。上野は、想像を絶するスゴイ人混みです。パンダのシャンシャン公開間近ともあり、上野の森はパンダの看板が増え始めたように見受けられます。
昨日は、上野駅公園口の喧騒を避けて、駅前の文化会館のロービー内で待ち合わせ、毎年恒例のトビカンこと都立美術館で行われている童画会を観に行きました。
画家として活躍している友人の作品を堪能し、ナイーブアート的な作品や緻密な幻想絵画を拝見するのが、毎年の私の楽しみとなっています。
私自身のやる気と元気を頂く公募展でもあります。
トビカンで開催されているゴッホ展は、昨日は65歳以上は無料ということで、65歳以上の男女がお喋りをしながら40分待ちの列を成していました。
皆さんの情報入手の素早さに、感心しつつ、私も気力体力充分なシルバー世代を過ごせるよう祈るのでした。
トーハクこと東京国立博物館所蔵で開催中の運慶展は、なんと70分待ちとの情報を得たので、行くことを断念し、有楽町・交通会館で行われている表導会に移動しました。
上野と云えば、日本中から、いえいえ、世界中から観光客がやってくる場所であるので、パリのチュルリー公園の延長にあるルーブル美術館やシャンゼリゼ通りと凱旋門に匹敵すると考えれば、この人の混みようには、腑に落ちます。
もともと、上野の森は徳川家の菩提寺である寛永寺の境内でした。今はトーハクの後ろに寛永寺がありますが、よほどの歴史好きでない限り、そこまで足を延ばす人はいません。上野の森の東照宮も森に隠されるようにあり、ここも歴史を意識する人でなければ、立ち寄ることは無いようです。
御徒町寄りの上野公園の入り口に立つ西郷隆盛像は、高村光雲作です。彫刻を学ぶ人にとっては神様みたいな作品でもあります。
密かなお宝が散りばめられた上野の森は、知れば知るほど深い歴史の痕跡が残る場所です。
不忍池の外周は明治時代には競馬場があり、本郷寄りの小高い丘に建つ岩崎邸は徳川家の広大な土地を見下ろしながら、競馬を楽しんでいたようです。
江戸から東京の栄枯盛衰を曼陀羅のように見て取ることの出来る上野公園を、こんな見方で歩いてみるのも面白いはずです。
さて、並んで美術館に入りたくない私が運慶展を観れるか否か。。。
ご期待くださいませ(笑)
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最終日18日土曜日は、14時ぐらいから在廊します。16時半で終了です。
表導会 50展
11月12日日曜日午後13時半~ 11月18日土曜日
有楽町 交通会館 画廊パールルームにて
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