五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

お母さんの子への要求

2012年07月23日 | 第2章 五感と体感
小さなことでも達成感を味わうことを重ねていくと、いつしか自分の中に自信が芽生えてきます。

小さな達成感を味わうことを感じないことを重ねていくと、未達成感から感じる自信の無さが自分をストレスに追い込んでいきます。

夏休み。。。

勉強の点数や習い事等の結果を誉めたり、怒ったりすることに囚われることをちょっと小休止し、家庭の中での小さな達成感を子供に持たせることを心がけてみることが、将来の希望の持ち方に影響していくことに繋がるように思います。

「良く眠れてよかったね~」
「ご飯が美味しくてよかったね~」
「1時間、ゲームができてよかったね~」
「食器を片付けてくれてありがとう~」
「買い物の荷物もってくれてありがとう~」
等々…

親から言われる褒め言葉や感謝の言葉は、幸福感を導いていくでしょう

お母さんやお父さんから言われる感謝の言葉が「子供の達成感の素地」に成っていくことを忘れてはなりません。

感謝の言葉の後に、裏を返すように次の要求をしているとしたら、それは子供の不信感を生んでいくかもしれません。

褒める時は褒める
そして、
怒る時は怒る。。。要求する時は、別の時間に要求する…

「褒める」と「怒る(親の要求)」は、時間を空けて、分けてみるとよいかもしれません。

褒めた後で「でもね・・・」というお母さんの言葉は、子供に矛盾感を与えていき、どうしても褒められた幸福感より要求されたストレス感のほうが、強く心に残存していくように思います。そのことが「自分の未達成感」に繋がっていくのは、私自身も体験していることです。大人になっても未達成感が心を支配するのは、このような体験からだと解釈しています。

わかっちゃいるけど、言っちゃうのよ~、、、という経験も、親である私自身もちろん体験中です…。

今週金曜日の東急セミナーBEたまプラーザの講座では、上記のことをモチーフに「自己実現と幸福感&ストレス感の関係」を予定しています。

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