五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

春分過ぎて

2017年03月22日 | 第2章 五感と体感
春分過ぎて2017年3月22日


立春から一ヶ月半以上経ち、3月20日は春分でした。
東京の靖国神社の桜の花が5,6個以上咲いたと云う事で、昨日は東京は桜の開花が認められました。
昨年は、開花から寒い日が続き、花持ちが良かった事を思い出します。
今年はどうでしょう。
各学校の入学式まで持つと良いのですが。。。

地球温暖化が冬に大量の雪をもたらし、どか雪に激暑の度合いがほんとうに激しい昨今、自分の生活圏で少しでも快適に生き抜くための工夫に、以前よりも知恵が必要になってきたようです。

定期的に訪れるようになった足柄の里山は、冬は暖かく、夏は涼しいので、都心から逃れて自然の空気の中で土や草木に触れ、自然の空気の中で身体を動かすことは、体内の循環がスムーズになります。これから初めて体験する夏の気候をちょっぴり不安を交えながら心待ちにしています。
今まで、東名高速道路で通過していた横浜から程良い距離の里山で、そのような体験をさせていただくのは本当に有り難い事です。

一か月に一度のゲスト作業と言えども、自然と農作物を相手に怠ける事も許されません。
自然界の中から見出す創造主は、自ずと頭を垂れる人の情動を呼び起こします。
ふと「ミレーの晩鐘」を思い出し、何処もいつの時代も同じ感情を抱く人間の普遍性は、自然と意識的に対峙する役割で造られた創造物であることを改めて思うのです。その反面、共有や共生を人間本位でコントロールしようとする「人」は、森羅万象のバランスから外れることで、きっとそのうち淘汰されてゆくかもしれません。
地球の将来を知る由もありませんが、森羅万象に抗(あら)がう事よりも、森羅万象の自然界に含まれた人を生きていたいと思うのです。

丁寧に生きるというのは、そう云う事なのかもしれません。


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