五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

不一致・「プロセススケール」

2010年11月26日 | 第2章 五感と体感
現実吟味力「心を健全にする目のつけどころ」(テキストP34)

第3ストランズ「不一致」

昨日は
第2ストランズ「体験過程」を書きました。

今日は、第3ストランズ「不一致」です。
心の奥底にある本音が自分の「意識と言葉」と一致しているでしょうか?

なんとなくもやもやとそうであるようなないような感じだとしたら、不一致を意識化できるかもしれません。

本音と建前を、自分が意識化し受容したうえで上手に使いこなしている人を見ていると「ああ、器用な人だなぁ~大人だなぁ」と思ったりします。

言いたい事を言えず、やりたい事が出来ず、感情だけがムラムラと湧きあがってくることは日常茶飯事です。
そんな状態の時に「あ、今、私は不一致の状態だ」と意識化できるでしょうか?

もし、意識化できたら、それだけで、自分がいま感じている不安感の意味が読み取れるはずです。
不一致である自分を意識化してみるだけで、抑制し滞ったた感情が流れていくこともあるようです。

自分の不一致に気付かずに八つ当たりしている人がいたとしたら、その人の理想と現実のギャップを観察してみるのもよいかもしれません。
自分自身が泣き寝入りしないためには、自分の「不一致」を観察してみるところから始めてみると、次の扉が見えてくるかも・・・

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