五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

心が治まる

2011年04月28日 | 第2章 五感と体感


「写真:Parisパッサージュ巡り12・ギャラリーヴィヴィエンヌ」

「あなたと話して心が和みました」、そう言ってくださるのはとてもありがたい事だし、素直にその言葉を受け取らせて頂いています。

しかし、一過性の心の安らぎが、自分の不安の根っこを取ってくれるかというと、それは違います。

一時間話をし、心が安らぐことを、何度か経験していくうちに、自分の不安が意識に表われてくることのほうに意味があるのです。

聴き手の見立てた概念で相手にアドバイスしていくことは、カウンセリングとは違います。

悩みの解決策としてどんな答えを出していくかは、悩んでいるご本人次第なのです。

自分の防衛機制を受容し出すと、自分の見栄も自ずからほどけていきます。

「自分にとっての絵に描いた餅」と「自然体な自分」は、どのくらいギャップがあるのか・・・
ギャップという感覚を腑に落ちた状態で「ほどけるように」自然に意識化できてくると、今までの曇った心が、見違えるように晴々としてきます。

見違えるように晴々とした体感を経験することによって、初めて暗雲の中に居た自分を意識化できるのかもしれません。

いくつも扉を開けて、気付いた!気付いた!と歓喜することも気付きの過程に幾度となく経験することかもしれませんが、ほんとうに統合する瞬間は、深くて静かで安らかなものだと思います。

この体感は、たぶん経験した人でないと解らないかもしれません。

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