五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

東北尽くしの一日

2014年06月29日 | 第2章 五感と体感
昨日は、私どものNPOが会員となっている東京災害ボランティアネットワークの総会に出席しました。
今まで一度も総会に顔を出した事が無く、人任せにしていたのですが、有難い出会いがあり、もっと人との繋がりを大事にしてゆかなければいけないな、と、改めて痛感しました。

通称「東災ぼ(トウサイボ)」は、阪神大震災がきっかけで設立された団体です。

具体的な災害支援をしながら、災害についての勉強会や指導も行う団体であり、東日本大震災での活動も活発に行っています。

私共のNPOは、東北に関しては宮城県山元町のささえ愛さんとの繋がりのみで「傾聴教育」中心に交流を深めてきました。

大震災から3年という月日が経ち、諸々の支援団体の活動にも岐路の時期がやってきていることは、感じていました。
一つの団体で、しかも少人数でできることは限られています。
私自身も、山元町で被災された方々がそれぞれの方法で暮らしの再構築を図り、努力して三年という月日を過ごされ、その変化も訪れる度毎に体験し、体感しています。

そうであるからこそ、支援から交流という形で何ができるかを模索している最中でした。
既に成されている交流をそのまま続ける事も大事なことな事も解ってはいます。

そんな中、トウサイボの〇さんが、総会の中で同じことを話題にされていることで、私だけが感じていることではないのだ、と思わせて頂き、一人で考えていても答えは見つからない、と、モヤモヤが少しばかり晴れてきたような気分になりました。

はぐれ雲を徹していても次には進むことができないことも受容できてきました。

さて、
そのためには、どこの誰に声を掛けるか。。。暫く模索が続きそうですが、ヒントを頂き、私にしては珍しく総会の資料を読み更けました。

昨日の総会後は、二年ぶりに仙台で会社を営んでいる親戚に会い、震災直後の悲惨だった会社経営が持ち直したことで精力的に政府関連のボランティアや同窓会、商工会での活躍をしていることも聞き、被災した当事者としての役割を思う存分発揮していることにとても感銘を受けました。
二年前、被災を免れた松島のホテルで食事会をして家族皆で見守ったことが懐かしく、昨日は妹と私の飲み代をキップ良く支払い、気持良くハシゴして笑って別れました。

「シャチョウ、頑張れよ!」とは、二年前にはとても言えなかったよね、、、と、言うと、「そうだよな~。首括りたいって、言ってたよな~~」と、しみじみ。。。
そんな話題を店の端で聞いていたらしい女将も、「こんなに楽しく飲んでくれて、私もうれしいわ」と仰ってくださり、これも繋がる交流の一つでもあるなぁ。。。と、またまた、しみじみ。。。

久しぶりにゴゼンサマとなった宴で帰宅すると、丁度ブラジル:チリ戦が始まるところ。。。
もちろん観戦しながら、御機嫌な気分で眠りにつきました。


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