五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

頑なな意思

2015年07月16日 | 第5章 和解と平和
頑なな意思2015年7月16日

自分の意思を通すことは、自分にとってとても重要なことであり、大事な事です。
同時に相手の意思を聞くことも大事なことです。

「聞く耳を持たない」状態にあると自分の意思がただの「独り善がり」になり兼ねません。

相手の要求と自分の目指すことに差異があるならば、まずは互いの掛け違いの落差がどのくらいあるのかを検証する事が必要でしょう。

落差を認められない状態であれば、自分の意思になんらかの歪みがあることを疑った方が良さそうですが、その状況把握が出来ない状態にあれば現実を吟味する力が欠けているというわけで、ますます自分の意思を通そうと頑なになっていきます。

周囲が頑なな意思に振り回されることのないよう、民主主義を柱に事が流れていくことを祈ります。

志が見えないと意思ばかりが先行し、非論理的になりがちです。意思の先にある意志を互いに共有できていないマツリゴトの不穏さを考えると、まだまだかの国は未熟な国であると言わざるを得ないようです。

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