五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

ブッチーノオイル

2009年10月03日 | 第2章 五感と体感
味覚は人を幸せにします。

美味しいものを楽しく頂くと、輝くほどの喜びが湧き上がります。
今回のスロヴェニアの旅は、今まで味わったことのない美味しさを味わいました。

たぶん、レストランで頂く食事が続いたらそんな想いは湧かなかったと思います。

人との出会いは、自分の好奇心との出合いです。それが湧き出したら探究心が止まらない私の傾向が、今回も爆発

その中のひとつにブッチーノオイルがあります。

車での移動中、広大な畑に収穫した大きなオレンジ色のカボチャがたくさん転がっているのを至る所で目にしました。
何で、そのまんま放置しているのか気になり聞いてみると、「かぼちゃ(ブッチーノ)の種からオイルをつくるんだよ」とのこと。

なるほど、毎日頂いているサラダにオリーブオイルよりも濃い緑色で、何となくゴマ油の香りがするオイルがかけられており、それがブッチーノオイルだったのです。

かぼちゃから種を取り、機械ですりつぶし、圧縮機から油を抽出します。

油はサラサラしていて、コクのある香りですが、胃にもたれません。

母も私も好奇心が止まらなくなり、知り合いのブッチーノオイルの工場に案内して頂きました。日本人の来訪は初めてだということで、歓迎され一瓶お土産にいただいちゃいました。小さな工場ですが、かぼちゃの季節になると工場を稼働するそうです。まさに旬!新鮮な香りに、内臓中が健康になったような体感になりました。

スロヴェニアの東、マリボルやムスカソボタで出会った人々のお顔がツヤツヤしていたのは、きっとブッチーノオイルの効用だ。。。と納得。。。

「善き食」は心と体をくっつけます。
内臓と心がぴたりと合わさっている感覚を初めて味わいました。今のところこの感覚を意識できていますが、いったいいつまで続くかなぁ~~

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