五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

共感能力「愛の孤独感17」

2010年02月22日 | 第1章 意識と知覚
確かに空気読めない人も、この「共感能力」という用語と通じるかもしれません。
でも、もっと大事なのは、自分自身の現実吟味力が健全であるか否か?ということです。

その現実吟味力の欠落が「故意的ではない無意識の空気読めない状態」を作り上げているようです。、「あの人は、空気が読めない」という言葉の使い方には注意が必要です。日本人特有の「皆同じが心地よい傾向」も忘れてはなりません。

人の悪口を言ったり、文句を言ったりして、周囲を暗くしたり、いつも同じパターンで失敗する自分の傾向に気付かなかったり、自分の不安感にとどまれず、すぐに怒りの感情を爆発させたり、いろいろです。

「自分にはそんな傾向はない!」と言い切る人ほど、「あれれ?」と思います。

他人に気を遣う人が共感能力が優れている、とも言い切れません。必要以上に他人の気持ちを考えすぎることも、共感能力の無さに繋がります。

「人は人、自分は自分。あなたと私は別である。」私自身、この言葉を呪文のように唱えながら過ごす時があります。呪文のように唱えなければ、自分以外の感情と自分の感情の区別がつかなくなるからです。

自分の「いま、この時の本音の感情」を自分自身が確認することは、そうそう簡単なものではなさそうです。

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