五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

萌ゆる季節

2011年05月03日 | 第2章 五感と体感


「写真:Parisパッサージュ巡り15・ギャラリーヴィヴィエンヌ」

昨日は中央高速を走り美ヶ原高原へ。

萌える新緑は初々しくて柔らかく、でも昨日は黄砂に覆われ、「春かすみとは黄砂のことだったのか・・・」と思うほど幽玄な白々とした山並みをうっすらと眺めるドライブとなりました。

仕事の関係で長野へは度々日帰りで往復したものです。
甲府盆地を抜け八ヶ岳が見え始めると、懐かしさが蘇ってきます。
中央高速は、昨日のようにあの頃の楽しい仕事を思い出させてくれます。

美ヶ原には岡谷インターから諏訪湖を横目に一気に山登りしました。、ゴールデンウィークが始まる前にようやく冬季閉鎖が解除された路の脇には雪が残っていました。ひんやりとした空気は、冬の名残りと春の息吹が入り混じり、少し歩くとジャケットは要らないくらいでした。
学生の頃以来、○十年ぶりに美ヶ原高原美術館を隅から隅まで歩き、常設されている恩師の彫刻に素直に向かい合い、「ああ~~若い頃、もう少し素直だったらなぁ~」等と今更反省含め、野外彫刻散歩を思っていたよりも愉しむことができました。

10代から20代の頃に登った山々や旅した場所、仕事で訪れた場所、なんだかんだと訪れているせいでしょうか。
今日までの自分の歴史に欠かせない場所なのです。

奈良が魂の故郷なら、長野は自分の成育史に体感した感性の故郷です。五感を育んだ場所と云ったほうが具体的かもしれません。

山を降りる路では目の前を鹿が通り抜ける嬉しい偶然にも出合い、諏訪大社の春宮と秋宮に立ち寄り、昨年の御柱祭で据えられた「一の柱」「二の柱」を拝見することもできました。

神様に守られた諏訪の街を一巡りして帰路に。

連休中の小さな旅は、日頃のあれこれを一旦オフにすることができ気分爽快です。

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