五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

不満だらけの感情

2010年10月16日 | 第2章 五感と体感

         ☆法隆寺☆

何かに怒ってはいても、不平、不満の言語化が上手くできず、結局、まったく関係のない他者とか社会に不平不満を撒き散らしている人に出会うことがあります。

私自身も、自分の今抱いている感情と向きあえず、上手く言語化できないために、まったく違う方向に怒りを撒き散らしてた成育史を経験しています。

「不満だらけの感情」の人に出会ったら、まず何を聴けば良いのでしょう。

「不満だらけ」の傾向にある人は、話をしている相手に対して不満を言い散らしているわけでは無さそうです。
聞いているほうは、あたかも自分が悪者になったかのように、自分が怒りの対象になったかのように思い、萎えていきますが、どうもそうではないのです。

まず、何が不満なのか、ゆっくり聞いてみる必要があります。

ゆっくりとゆっくりと、聞いていくと、不満の奥の奥に隠されていた「本人の感情である不安感」がじわじわとあぶり出されていきます。

それが、一回の会話の機会で可能である場合もあれば、一年かかる場合もあれば、まだまだ時間が必要な場合もあるようです。

もし、何かを解決したいと思ったら、不満人間の話を否定も肯定もせず、まずは聴いてみることが必要なのです。

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