Queensland を経てシドニー入り。さすがオーストラリア大陸最大の都市は国内線ロビーにもかかわらず空港では多くの人で溢れている。 Easter を特に Gold Coast で過ごした人が多い様だ。いつも使う乗合タクシースタンドは長蛇の列。仕方なしにシドニー五輪前に開通した列車の駅に向かう。久しぶりに列車で市内に向かうが、本当に忘れていた。常宿の最寄り駅までわずか20分未満。列車がすぐに国内線ターミナル駅に入って来た幸運もあるが、乗車してチェックインしてホテルに部屋で荷物を解きだすまでわずか40分足らずだった。片道 AS$12.20 (開通した時は AS$10.00 だったと思う)なぜこの便利な列車を使わなかったのかと後悔すると共に“これは得をした気分”と足取りも軽く営業に出掛ける。 数軒の顧客を訪問し最後の引き合い顧客との商談も終えてホテルに帰ろうとすると、スポーツ用品店が目に付いた。顧客と話した場所が West Field と言うショッピングモール内だったので、顧客と別れて階下に降りた時にこのスポーツ用品店がエスカレーターの前にあった。 入口の目に付く所に昨年のワールトカップ用のレプリカがワゴン販売されていた。
懐かしさと無念さがよみがえる。そしてその中に、ななななななななんと、我が尊敬する Johnny Warren のレプリカがあるではないか。胸には WORLD CUP 1974 と刺繍され、背中には9番と WARREN とプリントが。 ワールトカップ時に何人かの Aussie 達がこのレプリカを着ていてその後オーストラリアを訪問した時に少し探してみたが見つからなかったやつだ。
早速試着をして(と言ってもカッターシャツの上から着てみただけ)合ったサイズを持ってレジに。 レジの若いおにぃちゃんに“これがほしかったんだ。私は日本人だけど、昨年ドイツで多くの Aussie がこれを着ていて探していたんだ。”と説明。しかし、彼の反応はいまいち。
Kewell, Viduka ならよく知るがJohnny Warrenは名前を知っている程度。もう一人のおにぃちゃんは名前すらしらずに、“どこのポジションだ?”と他の店員に尋ねる始末。 思わず、“日本人の私が知っていてどうしてオーストラリア人が知らないの?”と訊いてしまった。
まぁ、今の日本の高校生に釜本を知っているか?と言っても名前くらいはわかるだろうが、ネルソン吉村を知っているか?と尋ねてもさっぱりわからないであろう。
そしてホテルのある街の中心街に向かう。 George Street, Pitt Street にも最近は Coles, Woolworth が出来たがこれが今大盛況。
今オーストラリアは在留邦人に言わせれば“まさに日本のバブル期と同じ雰囲気”らしい。おかでげ物価の高さには閉口する。コンビニでサンドイッチと600ml 入りのコーラのペットボトルを1本買っても AS$8.50 はくだらない。日本円にすると 約850円 也。日本だとこの半分以下だ。すべてがこんな調子。ランチなど AS$15 ~ AS$20 ( 1,500円~ 2,000 円)は当たり前。だからバックパッカー達は大挙して Coles 等のスーパーに行くのだ。ここだとコカコーラの 2L サイズでも AS$1.99 ( 199円程度 )で買える。パンにチーズそしてハムにミネラルウォーターを買っている人たちが夕方は特に多い。その殆どがアジア系か明らかにバックパッカーとわかるいでたちの人々。
アジア系の若いカップルが手を繋いで買い物をしている。学生かな?それとも若い夫婦かな?羨ましそうに眼で追ってしまう…….
そしてもう一つ私を含めて財布の中身が気になる人々の力強い味方が、寿司いや Sushi と言おう。
Sydney では10年以上前に中巻きサイズの海苔巻きを半分に切ったものがよく売れている。これは当時日本人の方の経営する Tokyo Roll と言う寿司ティクアウェィ店が始めたもので、この海苔巻きは長く “ Tokyo Roll “ と呼ばれて親しまれていた。今は多くの寿司ティクアウェィ店がシドニーにあるがどこもこの Tokyo Roll が売られている。それらは立てて陳列され中身が解る様にしたのが販売成功のコツだったらしい。 好景気によるインフレにも関わらずティクアウェィ寿司の値段はあまり変わらないので、食品機械業界に身を置く私としては、今回の出張ほどこの寿司を誇らしげに感じた事は無かった。 バックパッカーの金髪のカップルや地元の子供たちがこの Tokyo Roll を食べながら町を闊歩しているのだ。
私も前からお気に入りのティクアウェィ店舗で寿司を買ってホテルに戻る。今日は仕事も順調にこなして Johnny=Warren のシャツも手に入り後はゆっくりテレビでも見ながらメールを片づけるか…. そう言えば明日の早朝は Champions League が SBS でテレビ中継であったなぁ。SBSには頭が下がるよ。日本で言えば地上波で UEFA Champions League を生中継する様なものだからなぁ。
と、 テレビのリモコンに手を伸ばすが、何とテレビが点かない。何度やってもだけでレセプションの電話を入れる。すぐに担当者が来るが原因はさっぱりわからず。結局ホテルのスタッフがカードキーをもう一つ持って来て、“隣の隣の部屋が今夜はフリーです。テレビを見たい時はここの部屋を自由にお使い下さい。”と。 これには頭に来た(今から考えればそんなに怒る事でも無かったが。) そんな不便な事が出来るか、今から部屋をそちらに移るから手を貸してくれ。というと、“移らなくても良いです。2部屋お使い下さい。御代は1部屋分で。”と逃げる様に部屋を後にしようとする。 荷物運びなんてまっぴらと思ったであろう。さらに頭にきて“待て、コラッ”と日本語で叫んでドアを思い切りけり上げると本当に走ってエレベーターに飛び乗ってしまった。
仕方がないので自分で荷物を移すことに。あぁ、1泊しかしないのだから中身を出さねばよかったと後悔しながら。
そして引っ越しを終えて、鍵を返しにレセプションに降りると私の顔を見るなりさっきの男は裏に隠れてしまったので、もう一人の男性に事情を説明した。すると“今夜はもうチェックインする人もいないのでふた部屋お使い下さい”と言われたが、もし万が一夜に泊めてほしいと突然の訪問客があったらどうするのだろう…….
しかし、翌朝起床したのは午前6時半。 Champions League の Manchester United vs AS Roma 戦は終わっており試合のハイライト だけを看れた。 Manchester United は7ゴールも決めた。最初は何度も Replay をしているのかと思ったがそれが全部ゴールだった。 1st Leg でイタリアの警官達に傷つけられた無実のサポーター達の溜飲は大いに下がっただろう。
そして私は南オーストラリアの Adelaide に向かった。 この日の Adelaide は日中の気温 33度。 温暖化の影響もここに??? 続く
懐かしさと無念さがよみがえる。そしてその中に、ななななななななんと、我が尊敬する Johnny Warren のレプリカがあるではないか。胸には WORLD CUP 1974 と刺繍され、背中には9番と WARREN とプリントが。 ワールトカップ時に何人かの Aussie 達がこのレプリカを着ていてその後オーストラリアを訪問した時に少し探してみたが見つからなかったやつだ。
早速試着をして(と言ってもカッターシャツの上から着てみただけ)合ったサイズを持ってレジに。 レジの若いおにぃちゃんに“これがほしかったんだ。私は日本人だけど、昨年ドイツで多くの Aussie がこれを着ていて探していたんだ。”と説明。しかし、彼の反応はいまいち。
Kewell, Viduka ならよく知るがJohnny Warrenは名前を知っている程度。もう一人のおにぃちゃんは名前すらしらずに、“どこのポジションだ?”と他の店員に尋ねる始末。 思わず、“日本人の私が知っていてどうしてオーストラリア人が知らないの?”と訊いてしまった。
まぁ、今の日本の高校生に釜本を知っているか?と言っても名前くらいはわかるだろうが、ネルソン吉村を知っているか?と尋ねてもさっぱりわからないであろう。
そしてホテルのある街の中心街に向かう。 George Street, Pitt Street にも最近は Coles, Woolworth が出来たがこれが今大盛況。
今オーストラリアは在留邦人に言わせれば“まさに日本のバブル期と同じ雰囲気”らしい。おかでげ物価の高さには閉口する。コンビニでサンドイッチと600ml 入りのコーラのペットボトルを1本買っても AS$8.50 はくだらない。日本円にすると 約850円 也。日本だとこの半分以下だ。すべてがこんな調子。ランチなど AS$15 ~ AS$20 ( 1,500円~ 2,000 円)は当たり前。だからバックパッカー達は大挙して Coles 等のスーパーに行くのだ。ここだとコカコーラの 2L サイズでも AS$1.99 ( 199円程度 )で買える。パンにチーズそしてハムにミネラルウォーターを買っている人たちが夕方は特に多い。その殆どがアジア系か明らかにバックパッカーとわかるいでたちの人々。
アジア系の若いカップルが手を繋いで買い物をしている。学生かな?それとも若い夫婦かな?羨ましそうに眼で追ってしまう…….
そしてもう一つ私を含めて財布の中身が気になる人々の力強い味方が、寿司いや Sushi と言おう。
Sydney では10年以上前に中巻きサイズの海苔巻きを半分に切ったものがよく売れている。これは当時日本人の方の経営する Tokyo Roll と言う寿司ティクアウェィ店が始めたもので、この海苔巻きは長く “ Tokyo Roll “ と呼ばれて親しまれていた。今は多くの寿司ティクアウェィ店がシドニーにあるがどこもこの Tokyo Roll が売られている。それらは立てて陳列され中身が解る様にしたのが販売成功のコツだったらしい。 好景気によるインフレにも関わらずティクアウェィ寿司の値段はあまり変わらないので、食品機械業界に身を置く私としては、今回の出張ほどこの寿司を誇らしげに感じた事は無かった。 バックパッカーの金髪のカップルや地元の子供たちがこの Tokyo Roll を食べながら町を闊歩しているのだ。
私も前からお気に入りのティクアウェィ店舗で寿司を買ってホテルに戻る。今日は仕事も順調にこなして Johnny=Warren のシャツも手に入り後はゆっくりテレビでも見ながらメールを片づけるか…. そう言えば明日の早朝は Champions League が SBS でテレビ中継であったなぁ。SBSには頭が下がるよ。日本で言えば地上波で UEFA Champions League を生中継する様なものだからなぁ。
と、 テレビのリモコンに手を伸ばすが、何とテレビが点かない。何度やってもだけでレセプションの電話を入れる。すぐに担当者が来るが原因はさっぱりわからず。結局ホテルのスタッフがカードキーをもう一つ持って来て、“隣の隣の部屋が今夜はフリーです。テレビを見たい時はここの部屋を自由にお使い下さい。”と。 これには頭に来た(今から考えればそんなに怒る事でも無かったが。) そんな不便な事が出来るか、今から部屋をそちらに移るから手を貸してくれ。というと、“移らなくても良いです。2部屋お使い下さい。御代は1部屋分で。”と逃げる様に部屋を後にしようとする。 荷物運びなんてまっぴらと思ったであろう。さらに頭にきて“待て、コラッ”と日本語で叫んでドアを思い切りけり上げると本当に走ってエレベーターに飛び乗ってしまった。
仕方がないので自分で荷物を移すことに。あぁ、1泊しかしないのだから中身を出さねばよかったと後悔しながら。
そして引っ越しを終えて、鍵を返しにレセプションに降りると私の顔を見るなりさっきの男は裏に隠れてしまったので、もう一人の男性に事情を説明した。すると“今夜はもうチェックインする人もいないのでふた部屋お使い下さい”と言われたが、もし万が一夜に泊めてほしいと突然の訪問客があったらどうするのだろう…….
しかし、翌朝起床したのは午前6時半。 Champions League の Manchester United vs AS Roma 戦は終わっており試合のハイライト だけを看れた。 Manchester United は7ゴールも決めた。最初は何度も Replay をしているのかと思ったがそれが全部ゴールだった。 1st Leg でイタリアの警官達に傷つけられた無実のサポーター達の溜飲は大いに下がっただろう。
そして私は南オーストラリアの Adelaide に向かった。 この日の Adelaide は日中の気温 33度。 温暖化の影響もここに??? 続く
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