Mr.コンティのRising JAPAN

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それいけ Socceroo !!

2005-11-13 | Aussie & Kiwi
昨日12日は世界各地でワールドカップ予選のプレーオフが開催された。そして既にワールドカップへの出場を決めている各国はAマッチを組み来年に向けての強化に余念が無い。ホスト国となるドイツはフランスと引分、2大会振りのオランダはホームでイタリアの攻撃に散った。イングランドは宿敵?アルゼンチンを終了間際のオーウェンの爆発で葬った。 私の最も関心の高い試合はウルグアイの首都モンテビデオはCentenario stadium で行われた ウルグアイ対アルゼンチン の一戦だ。オーストラリア は早々と オセアニア地区の予選を突破し、南米5位の相手を待っていた。その相手は10月12日の予選最終戦でアルゼンチンをAlvaro Recoba のゴールで降し5位に滑り込んだ ウルグアイ だ。この両国は4年前もプレイオフで対戦をしており、オーストラリアのメルボルンで初戦を 0-1 と落とした ウルグアイ が ホーム モンテビデオ で行われた第二戦を 3-0 で勝利を収め12年ぶりの本大会出場を決めた。歴代ワールドカップ優勝国は7カ国あるが優勝を収めた後に2大会連続で地区予選を突破出来なかった国はウルグアイだけではないか?それだけ弱体化が激しいのか?それとも最後に優勝したのが 1950年ブラジル大会と言う時代の流れに取り残されたのか?4年前ワールドカップ出場を決めた勝利の喜びに沸くお祭り騒ぎのモンテビデオである一般市民がオーストラリアからのジャーナリストの肩を抱いて、“オーストラリアには色々なスポーツがある。ここウルグアイにはサッカーしかない。12年もワールドカップに出場出来ないなんて考えれない。”と言い残しお祭りの雑踏に消えていったとの事であった。
だが、86年スコットランド、94年アルゼンチン、98年イラン そして前回の ウルグアイ と4度も他大陸とのプレーオフの軍門に下ったものの今回こそはAリーグの開幕でサッカー人気に火が点いた事もあり、もう簡単には引けない。これまでのプレーオフではイラン戦以外は欧州、南米も列強と当り分が悪かった、しかし欧州でプレーする選手が増え前回はウルグアイ相手でも後1歩にまで迫れるようになった。昨日の試合、Liverpool でプレーするエース Kewell は負傷から回復したばかりでまだ本調子ではないが、Midllesbrough の Viduka, Everton の Tim Cahill, Mark Bresciano, Vincenzo Grella の Parma コンビと各ポジション4年前を上回るものと思われる。また今夏の FIFA Confederations Cup では Alaves ( Liga de Espanola ) のAloisi がアルゼンチン、ドイツ相手に4得点を挙げており、攻撃力もかなり上がっていると思う。
昨日12日に行われた緒戦は地元の Uruguay が Recoba の FK からRodriguez ( Shalke 04 ) のヘッドで挙げた1点を守りきり勝利を収めたが、攻撃の柱Diego Forlan が20分で負傷の為 20分で退場し次戦への出場が危ぶまれている。 この8月から Guus Hiddink に率いられるオーストラリアは1点差のビハインドに自信を覗かせるが、Hiddink 監督は“アウェーゴールは脅威になる。1-2 の敗戦の方が良かったのだが”といたって冷静だ。この試合も何度かカウンターで相手ゴールに迫り、コーナーや、反則で止められたFKを得たりと好機を何度も与えのだが。
16日、シドニーの Telstar Stadium での第二戦、今度は 3-0 で勝利を収め3年前の反対のスコアーでリベンジを果たしたい。 

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