ワールドカップ開幕まであと16日。参加国は最終調整に余念がない。オーストラリア戦まであと19日。日本代表も連日福島県の Jヴィレッジでの練習の様子が報道される。ただ観客付きの練習で選手達はトレーニングに集中出来るのだろうか心配なところだ。メルボルンで合宿を張るオーストラリア代表は5月25日Melbourne Cricket Ground でギリシア代表との“壮行試合”を行い、翌日結婚式を挙げる Josh-Kennedy 以外の全選手がオランダ合宿に向う。 オーストラリア代表は怪我人続きでヒディング監督もさぞ苦悩がと思うが、さほどでもなさそうだ。 Everton 所属のケーヒル、痛めている膝の靭帯治療の為に欧州に残ると思われたがオーストラリアに戻りメルボルンの病院にて療養を。チームとの一体感を促進させるのが狙いか?不整脈でワールドカップメンバーを辞退したトニー=ヴィドマー、イングランドに残って療養中のエース、キューエルそしてウルグアイとのプレーオフ第二戦のPK戦で最後のショットを決めたアロイージまでがかかとに痛みを訴えて25日のギリシア戦には欠場をする事になった。これでウルグアイ戦のメンバーから4名が欠ける事になったが、この期にヒディング監督は 4-2-3-1 のシステムを試すと見られている。
まずGKだが Middlesborug 所属の正GK候補シュヴァルツァーと第二GKの AC Milan 所属のカラッツが45分ずつ起用される見込み。特にカラッツはオセアニア地区予選では6試合ゴールを守った実績もあり、プレーオフのウルグアイ戦は2試合ともシュヴァルツァーに譲ったがドイツでもゴール前に立ちはだかるのは自分だ、とメルボルン合宿でも意気込みを見せている。 DF陣、サンフレッチェ広島でもプレーしたポポヴィッチよりも昨シーズンは怪我で代表の出番は無かった Newcastle United のクレイグ=ムーアが起用される可能性が高い。ヴィドマーの代役には昨年のFIFAコンフェデレーションズ杯でも得点を挙げたスココがグレッラと共に中盤の底を形成する為に起用される見通し。MFケーヒルの代役には地元 Melbourne Victory でプレーしたトンプソンが。ウルグアイとのプレーオフが終わるとヒディング監督はトンプソンを自ら指揮する PSV アイントホーフェンへ連れて帰ったがオランダでの出場機会は無くワールドカップ後はメルボルンに戻る事が濃厚と見られている。それはまだVictory との契約が3年残っているからとの見られ方があるが、このオランダでの経験は貴重であったはずだ。2月のアジアカップ予選、レバノン戦にも出場を果たした。皮肉な事にウルグアイとのプレーオフ、モンテビデオでの初戦はトンプソンがスタメンで、そしてシドニーでの第二戦にはケーヒルが起用された。前線はヴィドゥーカのワントップにディフェンシブMFクリーナがキューウェル不在を受けて前に出て来ると見られる。以上の事からスタメン予想は以下の通り
ヴィドゥーカ
ブレッシャーノ クリーナ トンプソン
スココ グレッラ
ラザリディス ムーア ニール エマートン
シュヴァルツァー(カラッツ)
MCGは1997年、日本でも衛星中継されたが、イランとのプレーオフで後半まさかの連続失点でフランスワールドカップ行きを逃した苦いスタジアムである。ここはシドニー五輪のオーストラリア対イタリア戦等にも使われたが本来オージーフットボールの Grand Final に使われる競技場として名高い。競技の無い日は有料で見学ツァーもあり、私もそのツァーに参加した事がある。そしてピッチにも入れてくれる。25日のギリシャ戦には 93,000枚のチケットが発売され、立ち見席が数千枚残るのみとなっている。当日はサッカーでの観客動員数の記録となる事は必至だ。しかしこの時期のメルボルンは気温が低く、一日のうちに天気が何度も変わり突然雨や雪そして突風が吹く。 ヒディング監督の本音としてはそのまま欧州のどこかで合宿を張りたかったのではないか?しかし、それも合宿初日の22日 Federation 広場での代表お披露目式に寒い中集った地元観客の激励を受けたので後悔はしていないであろう。何しろ32年ぶりのワールドカップなのだから。
まずGKだが Middlesborug 所属の正GK候補シュヴァルツァーと第二GKの AC Milan 所属のカラッツが45分ずつ起用される見込み。特にカラッツはオセアニア地区予選では6試合ゴールを守った実績もあり、プレーオフのウルグアイ戦は2試合ともシュヴァルツァーに譲ったがドイツでもゴール前に立ちはだかるのは自分だ、とメルボルン合宿でも意気込みを見せている。 DF陣、サンフレッチェ広島でもプレーしたポポヴィッチよりも昨シーズンは怪我で代表の出番は無かった Newcastle United のクレイグ=ムーアが起用される可能性が高い。ヴィドマーの代役には昨年のFIFAコンフェデレーションズ杯でも得点を挙げたスココがグレッラと共に中盤の底を形成する為に起用される見通し。MFケーヒルの代役には地元 Melbourne Victory でプレーしたトンプソンが。ウルグアイとのプレーオフが終わるとヒディング監督はトンプソンを自ら指揮する PSV アイントホーフェンへ連れて帰ったがオランダでの出場機会は無くワールドカップ後はメルボルンに戻る事が濃厚と見られている。それはまだVictory との契約が3年残っているからとの見られ方があるが、このオランダでの経験は貴重であったはずだ。2月のアジアカップ予選、レバノン戦にも出場を果たした。皮肉な事にウルグアイとのプレーオフ、モンテビデオでの初戦はトンプソンがスタメンで、そしてシドニーでの第二戦にはケーヒルが起用された。前線はヴィドゥーカのワントップにディフェンシブMFクリーナがキューウェル不在を受けて前に出て来ると見られる。以上の事からスタメン予想は以下の通り
ヴィドゥーカ
ブレッシャーノ クリーナ トンプソン
スココ グレッラ
ラザリディス ムーア ニール エマートン
シュヴァルツァー(カラッツ)
MCGは1997年、日本でも衛星中継されたが、イランとのプレーオフで後半まさかの連続失点でフランスワールドカップ行きを逃した苦いスタジアムである。ここはシドニー五輪のオーストラリア対イタリア戦等にも使われたが本来オージーフットボールの Grand Final に使われる競技場として名高い。競技の無い日は有料で見学ツァーもあり、私もそのツァーに参加した事がある。そしてピッチにも入れてくれる。25日のギリシャ戦には 93,000枚のチケットが発売され、立ち見席が数千枚残るのみとなっている。当日はサッカーでの観客動員数の記録となる事は必至だ。しかしこの時期のメルボルンは気温が低く、一日のうちに天気が何度も変わり突然雨や雪そして突風が吹く。 ヒディング監督の本音としてはそのまま欧州のどこかで合宿を張りたかったのではないか?しかし、それも合宿初日の22日 Federation 広場での代表お披露目式に寒い中集った地元観客の激励を受けたので後悔はしていないであろう。何しろ32年ぶりのワールドカップなのだから。
現地の5月24日付けの新聞ではギリシア戦のスタメン予想は下記の通りでした。
Mark Schwarzer,Brett Emerton, Craig Moore, Lucas Neill, Scott Chipperfield, Vince Grella, Josip Skoko, Jason Culina, Marco Bresciano, Mile Sterjovksi, Mark Viduka (c).
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