Mr.コンティのRising JAPAN

マスコミの書かない&書きそうもない!スポーツ界の雑学・裏話を、サッカーを中心にコメントを掲載していきます。

無観客試合の地を徹底分析!

2005-05-16 | FIFA World Cup
1.バンコックの暑い夜
4月の東南アジアの厳し蒸し暑さは周知だった。だが何故か商用はこの時期に集中してしまう。バンコック国際空港を降りると今回はスコールのお出迎えだった。ここ、バンコックは日本人のみならず、欧米人にも人気の観光地だ。理由は恐らく、先進国にある日用品は揃っていてそれでいて物価が安いからだ。他の発展途上諸国の様に物価の安い国は総じて自国では入手可能な必要なものは金を出しても入手できない物が多い。その上タイは欧州の列強から植民地支配された事が無く変に西欧化されておらず、古い寺院やその雰囲気が多く残っており特に西欧諸国から来た観光客には応えられないらしい。この街随一の歓楽街、タニヤ、パッポンでも中年日本人のみならず、白人達がブランド品のコピー商品屋台や現地の女の子で溢れる飲み屋でビールを楽しんでいる姿が顕著だ。
最近は若い日本人女性の観光客もよく見かけるが、危ない目に遭う事もあるので気をつけてもらいたい。少し郊外に出ると湿地が広がっている地域が有り、5月~6月の雨季が終わるとそこから腐乱死体が出てくる事も珍しくない。だが、一般的にタイ人は敬虔な仏教徒が多く、勤勉な人が多い。だからここは日本企業の現地法人が多く設立されている。それは人件費の安さだけでなく、彼らの勤勉さと器用さが買われての事だ。当地での取引先もナワナコン地区に工場を設立しているが、その地域には日本のメーカーの工場も立ち並び、昼食時には道端の屋台から思わず日本語が漏れ聞こえて来る事も。ここでのライフスタイルが気に入り、そのまま永住を決め込む日本人もいるらしい。その最大の理由はここでは伏せておこう。(つづく)